聞こえなくても、学校の英語の授業はこうすれば乗り切れる!!

デフサポのユカコです。

東京講演でも大阪講演でも質問があり、コメント欄でも質問を頂いた英語についてのお話し。
「小学校でも、いよいよ英語がスタートします。
ユカコさんは、英語の勉強は、まず何から始められましたか?
アルファベットをかいて、読み方をカタカナで表記からでしょうか?
娘は難聴が理由か性格上か、新しいことに取り組むのが苦手なようです。英語は、教育テレビを妹や弟と見ていて、自分だけ聞き取れないことがよくあるからか、すでにやりたくないモードです(^^;
(Mioさんより掲載許諾済)

結構みなさん英語については興味があるようでよく聞かれます。想像通り、英語と難聴って本当に難しいんです・・・。

更に、英語はいまや小学校5,6年からのスタートですね。更に、小学校1年や2年等早い段階で導入していく学校も多いようですね。

最初に言っておきますが…私は海外旅行は好きですが、英語が苦手です!!!笑 なので今回の記事は私の授業の乗り切り方のコツと、ネイティブな私の友人達に相談した内容を中心に掲載しています。

英語で大事なのはこの4つのスキル!

Listening→聴く
Reading →読む
Writing→書く
Speaking→話す

そして、難聴児が難しいのはズバリこの2つ。

Listening→聴く

Speaking→話す

このことを念頭に置いたうえで英語を勉強するにあたって「求める英語レベル」を2つに分けてご紹介します。

求める英語のレベル

①学校の授業についていくことを目的とした英語学習

→学校での授業についていくこと、そして受験としての英語ができればOKという方向け(殆どの方がこちらだと思います。)

②海外生活・留学を前提としたネイティブな英語学習

→将来的にご両親の赴任がある、もしくは留学をさせるため学校のテストの点数は気にしないからとにかく「英会話」を重視したいという方向け(こちらについてはネイティブの友人にも協力してもらいました)

|д゚)二兎を追う者は一兎をも得ずですよ!

もちろん出来る限り①と②の融合系、「学校の授業にもついていきながらネイティブな発音で英会話もできるようにしたい…」が一番なのはわかりますが、そこまでもっていくには聞こえる子でも多大な労力を必要とします。

なので聞こえない子の場合は、まず①か②のどちらを念頭に置くかを決めることをおすすめします。二兎追うものは一兎も得ずですよ。(自分にも言い聞かせw)

どちらかができるようになってから、もうひとつを強化していっても問題ないと思います。


ではまずはこちらから!

小学校の授業についていくことを目的とした英語学習

小学校から英語が始まりますが、小学校の英語の多くは「歌」や「会話」を中心に導入されています。ここがちょっと難聴児にはついていきづらい部分になりますが、、、授業についていくためのフォロー方法をご紹介します。

・Writhing&Reading(よみかき)の先取りで語彙を増やそう!

特に最初のABC・・・の練習や、Apple、plane等の簡単な単語の練習については聞こえる、聞こえない関係なしにできるものですのでこういったところで聞こえる子に遅れないようにしてあげてください。
最初が肝心ですよ!(*^^)v

例えば
りんご=Apple
発音→「プル」

といった風に最初は単語から。

そしてどんどんいろいろな単語を覚えていけるようにしてあげてください。出来れば学校で英語が始まるちょっと前にスタートして、先取りしてあげるとよいでしょう。英語が全然できず拒否感を感じてしまう前に自信を持てるようフォローをしてあげることをお勧めします。

そして中学高校では長文読解や文法になってきますが、これも基本は聞こえる、聞こえない関係なくどれだけ勉強したかになってくるので、聞こえを言い訳にしてはいけません。

※私は、最初のころからさぼったために英語全般が苦手になってしまった経歴があります。。。なので今から英語を勉強するこどもたちにはぜひ、苦手意識を持つことがないようにしてあげたいです。

※受験ではListeningを免除してもらえますので、その場合基本的にWritingとReadingで勝負することになることも覚えておいて♡

・教科書型授業の場合

教科書通りに進んでいくのであればほかの授業と同じようにまずは教科書を読み込むこと。

今話している場所を指さしなどで教えてもらいながら進めていくことをお勧めします。

例)
パターン①
先生が「this is a pen!」と発音した後に、
みんなで「this is a pen!」と発音していく

パターン②
教科書を先生が読みあげたあと
先生から内容についての質問があり、
あてられた子が質問に答えていく

こんな風に、毎回授業を進めるうえで何個か授業のパターンが決まっているはずです。
なので、こういう教科書を中心とした授業であれば授業のパターンを覚えてしまえば割とついていけます!

※小学校に限らず中学高校も同じ感じなので、私の場合、中学高校の英語はそれで乗り切りました。

・先生が歌を歌う場合

歌などの場合は前もって歌詞を教えてもらう事をお勧めします。

特に小学校、中学校あたりではネイティブな発音に近づけるためにも、「耳から」覚えることのできる歌を利用することが多いのですが、どうしても聞こえない子にはそれは分かりづらいです。

なので、事前にわかれば歌詞をもらっておき、カタカナ英語でもよいので、歌を教えてあげるのがいいと思います。その時ついでに歌の全体的な意味とそれぞれの英単語も教えてあげられるといいですね。事前に知っている歌があるだけで耳で頑張って聞いたり口を見ながら歌える余裕ができます。この余裕が大事です!!(^^)


※私の場合、当日初めて渡された歌詞カードを見てながら、口も見て…とそっちに忙しくて意味や発音まで理解する余裕が全くなかったです…。今思えば事前に歌詞カードをもらえればよかったなあ~と思っています。

・DVDやCDを取り入れた授業

よくあるのがこちら、DVDやCDを使って教科書の授業を進めていくパターンです。

これが一番厄介で、耳も使いづらい上に、機械音、加えて顔の表情等も読み取れないので私は一番苦手でした。

こういうのを流しているときは、先にそのセリフが書いてあるもの(台本)を頂いて、その部分を「指さしながら」教えてもらっていました。なので前もって「DVD/CDの場合は台本をください」とお願いしていました。

・発音&アクセント

日本の授業では発音のレベルはそこまで求められないので正直カタカナ発音でOKです。
こういった一般的な「英語の授業」では「Speaking」はそこまで求められないことが多いので多少カタカナ発音でも問題ありません。しかし!アクセントは中学からテストに出ることも多いので、単語を覚えるタイミングで一緒に覚えていくことが大事になってきます。


聞こえないとどうしても「耳からアクセント」を覚えることができない
ので、目で見て覚えるときに一緒に覚えるのが得策でした。なので、単語のつづり、アクセント、発音、意味を一気に覚えられるようにまとめて教えていくことをお勧めします!

強いて言えば、それに加えて発音記号を覚えることができればそれもおすすめです!(中学、高校に備えて)発音記号と、その発音を早めに覚えておくと、なんとなくの発音ができます!

※私は今になって発音記号の便利さに気が付きました…当時は発音記号なんてテストに出ないし~!と思って覚えていなかったのですが、これがあればなんとなく発音のニュアンスがわかるやん!!!と改めて思いました…。ああ、あの時の私にアドバイスしたい・・・!!

外国人の先生が中心の授業の時

このときばかりはどうしても口の形が読めない事と、発音がネイティブすぎて聞き取りも難しいことが多いので、サポートの先生をつけてもらう事をお勧めします。

加えて、事前に資料配布や、授業の流れを教えてもらうことができれば、より安心感があります!!

例)
事前に「今日はこんな感じでやるよ!」と流れを教えてもらっておく。そのうえで、話している英語を紙に書いてもらってそれを読んでいくことで割りとついていける場面も増えると思います。

【例:授業の流れ】
①自己紹介をする
「Hi! My name’s Tom!」
②歌を歌う
「Let’s Sing out!」(大きな声で歌おう)
♪one little two little three little numbers
four little five little six little numbers~・・♪
(歌詞カードをもらっておく)
③今日の天気とか簡単な質問を生徒にしていく

・・・といった感じです!
どうしても、ネイティブの先生による、ミニレクリエーション等は聞こえない子にとってかなり難しいです。※聞こえないと日本語でも難しいのに!笑
おまけ。

私が英語の授業で一番嫌いだったもの

それは・・・こちら!
隣の子とペアを組んで知っている英語でお話ししてみよう♪」
これ、なぜか中学も高校もついて回りました!

何度かやったのですが、発音もできなければ、リスニングもできない!自分だけじゃなく相手に迷惑がかかっちゃう…💦

「うん、私は頑張ってもこれはむりだ!」と悟ったので学校の先生に、「私、これはできないのでペアから外してください~!」と言った記憶があります。

それからはこういった英会話の練習は先生と組むようになりました。

長くなりましたが、お子様の英語の授業の時の参考になればなあ~と思います。私自身、あのときはできなかったけど、大人になってからこうお願いすればよかったなあ~というポイントを詰め込んでみました!(^^)v

②海外生活・留学を前提としたネイティブな英語学習については自分自身で一度実践したうえで、効果のほどをお伝えしたいと思いますので、気長にお待ちください!m(__)m

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