【難聴児教育】5歳、6歳でやるべき事3つ(文字とことば編)

今日はいよいよ文字とことば編の最終!
5−6歳でやるべき事に付いて述べて行きたいと思います。

そして、ご両親へ。

一番物理的に大変なのは長い人生のたった4年間です。
ツラい事もあるし、子供にもう嫌だ!!と言われる事ももちろんあるでしょう。
でも、子供の将来の可能性を広げるためにも是非頑張ってください。

・テレビの字幕や新聞、社会で話題になっていることを話そう!

例えば今なら阿蘇山の噴火や、鬼怒川の洪水の話(2015年9月時点)とかをしてみてください。わからないようなら絵をかいてもいいと思います。

文字もわかってきているし、大丈夫だろうと思って字幕や新聞等をただ読ませていても親が思っている以上にわかっていないんですね。

よくよく聞いてみると勝手な解釈をしてしまい全然違う話になっていることもあります。笑

なので、ちゃんと”お話し”をしてください!このときに勝手な解釈をする癖がついてしまうと、今後大きくなった時に修正するのが大変です。もし間違えていても、”あってる””私は自分で解釈できる”と思い込んでしまい、この意味であっているのだろうか?と自分に問いかけたり、自分で調べたりする事ができなくなってしまいます。
5歳6歳といえば別にそこまで社会情勢を知らなくてもいいのですが、意外と普段使わない言葉をつかうチャンスになるので、ニュースの字幕や新聞をもとにお話しすることはお勧めです。

例えば“噴火”とかって日常生活で使うことってあまりないと思うんですね。
でも聞こえる子は耳から自然と耳にして自分では使わなくてもその言葉を知っています。意味もなんとな~~くわかっています。

しかし聞こえない子はどうしてもご両親がそういう言葉があるということを教えてあげないとずっと知らないままなんですね。なのでなるべく小さいうちはことばをたくさん教えてあげてください。大きくなってからは本やネットで自発的学習ができるようになります。

社会人になって採用の場で出会った難聴者があまりにも言葉を知らないうえに常識も知らず、びっくりしたことがあります。これだけ少ないボキャブラリーだと100%採用はできないなーと感じました。
採用の話や難聴者の話はまた別の機会にぜひ書きたいと思います。


・子供の創作話を聞いたり絵本を読みながら、いろいろ会話をしよう!

5歳から6歳になってくると、頭の中でいろいろな空想の世界をつくることができたり、自分を他人に置き換えてごっこ遊びをしたりし始めます。
これは脳の成長になります。とってもいいことなのでたくさん自由にさせてください。

ただ、空想の世界を作るのはイメージだけで補える部分もあるかもしれませんがそれを人に伝えようと、言葉にしようとするとたくさんの言葉が必要になります。
つまり、ことばのひきだしがたくさんになるようにいろいろな言葉を使うことが大切になります。子供が言いたいことをくみ取って、こういえばいいんだよ!と
教えてあげてください。
別に毎回でなくていいんです。できるときにぜひやってあげてください。

とはいってもご両親が急に”いろいろな言葉”を教えるにも子供の言う事もそんなにバリエーションもないし、どんなことばを教えよう!?と悩むでしょう。そんなご両親に強力な味方が絵本です。

絵でことばのイメージを補いながら、いろいろな言葉を知ることができるようにしましょう。何も書かないでたくさんお話しするもよし、お気に入りの絵本や、古い絵本にはフリクションボールペンとかで最初は擬音語に○をつけたり、難しい言葉や知らない言葉に線を引いたりするものあり。

いろいろな使い方をしてみてください!


 

最後に
総括として今までやってきたことでお子様に合うと思ったやり方は続けていく!!!!

基本的にやるべきことは小学校に上がるまでに終わります。

なぜかというと、聞こえる子は2歳3歳でことばの基礎を学び、4歳、5歳で言葉の応用を学び、伝わる日本語はここでたいていできるようになります。
もちろん聞こえない子はそんな簡単にできませんので、フォローが必要にはなりますが、今までのことができていれば・・・

小学校にあがることにはことばの自発的学習”ができるようになっています。

必ず、聞こえない子には本を友達にしてあげてください。
そしてたくさん語りかけて、たくさん聞いてあげてください。

2歳から6歳までの4年は本当にぐんぐん伸びる時期です。
ぜひこの4年だけ!!と思って頑張ってみてください。

この時期を逃した…と思っているご両親、ちょっと大変にはなりますが、絶対今からでも間に合います。今からでも頑張って子供の可能性を広げてあげましょう。もしわからないことがあれば何でも聞いてください。

長い人生の中でのたった4年間とおもえば頑張ることができるとおもいます!


私が言いたい事は一つ。
お子様の将来の可能性を広げるために、選択肢を増やしてあげてください!!!