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補聴器ってこういう不便さも…②

公開日2016/07/05最終更新日2016/07/05

■人工内耳と補聴器

補聴器ってこういう不便さも…②

・補聴器の違い
・補聴器ってこういう不便さも…①

に引き続き今日はこちら!


補聴器は結構簡単に外れちゃいます…。

私はかなーり汗かきなので・・・

汗をかくとハウリングのち→補聴器が外れやすくなります!!!

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まあこれ私だけかもしれません…普通の人は耳の中って汗かかない・・・のかね。
そして頭もそんなに汗かくことないのかな・・・?

私の場合補聴器をつけている耳だけじゃなく耳の裏とか、頭とか首の汗で補聴器が滑って余計に外れやすくなります。カバーを付けたりと、いろいろ対処している人はいます。

昔、小学校のころ、運動大好きな私はちょっと動くと補聴器が外れるのが嫌で…

両面テープで補聴器と自分の耳を直接張り付けてました!!!今思うとめっちゃ荒療治。(でも両面テープ結構弱くて・・・汗かくとすーぐ外れるんだよなあ~。)

という事までしてたくらい本当すぐ外れちゃうんです~~!

大人になった今でこそそんなに日々の生活で汗をかくことはなくなりましたが、それでもテニスをしたり、走ったりするとすぐにハウリング→外れそうになります。


そして、、、汗をかくことの弊害として…

補聴器には防水機能がないので汗で壊れそうになります。(過去、汗で不具合が出て、壊れたことが数回あります。)

他にも汗だけじゃなくて傘を持っていないけど急な雨の中帰らなきゃいけない時とかも、やっぱり水にぬれるのでかなり心配になります。急に雨に降られたときとか。

一応生活防水がされていることが多いとはいえ、限界もあると思うので難しいところですね。。。

そして・・・防水の補聴器であっても海は確実にダメです!塩水は絶対NG。(ケータイの防水とかと同じです!)

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なので防水機能があっても海や温泉等では補聴器は必ず外すことになります。

補聴器って便利そうなのですがいつでもどこでも使えるわけではないんですね。

そして防水機能が無い補聴器がほとんどです。なので水回りは確実に危険ゾーン。

私の経験から言うとプールの授業の時とか、音は全く聞こえず情報がゼロな上に、先生の口が遠く何を言っているのか口でも読み取ることができず結構大変だった覚えがあります。

人工内耳でも同じような感じなので、聞こえない学生はプールの授業はドキドキしている人、結構多いのではないでしょうか。
※余談ですが…実は水辺では補聴器を外すのが当たり前だったので、水の音が結構大きくて響くって知ったのは子供が生まれてからです…笑

補聴器をつけたままビニールプールで子供を遊ばせているとき、バシャバシャーーとかやると結構音が大きくて、「えー!水ってこんな風に音してるんや~~!」と知りました。頭では音がしているってわかってたけど体感としては無音だったので音の大きさに驚いた記憶があります。


それ以外にも…
(大人になってまでこんな遊び方をする人はあんまりいないかもしれませんが…)

川辺で遊んだり、湖の湖畔で遊んだりしているときに友人たちとふざけて水を掛け合ったり、川の中に突然落としたり投げ入れたり…水鉄砲で攻撃したり~…そういうことを補聴器をしているときに突然されると、補聴器が壊れます・・・!

友人たちは普段私が補聴器つけているのを忘れていることが多く、さらに私も忘れていることが多く。。。ホースで水をかけられたり、水鉄砲で顔を狙われたりして、その時はキャーキャー♪と悲鳴を上げて逃げたりしているのですが、後から、”はっ!!!今補聴器危なかったやーん!!”ということが何度もありました。

他にも私自身アウトドアが好きで、船に乗る機会が多いのですが、いつも補聴器の付けはずしのタイミングや補聴器の保管場所に悩みます。船だと水に浸かることはめったにないので補聴器をつけていることも多いのですが、水しぶきが結構あったりすると危なかったり…。なので、結構水辺で付ける補聴器は要注意だな~~!と思います。


今回は補聴器の不便なところを書いてみました。

難聴者にとってなくてはならない補聴器ですが、いつもつけられるわけではなかったりするし、気を使わないといけないところもあるので、不便だな~と思うことも多々あります。

精密機器は、やっぱり精密機器ってことですね。
お値段も高く、気軽に買えるものではない分本当に大事にしないといけないなーと思います。

(とかいってなかなか大事にできない私・・・。)

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