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【補聴器の違い】

公開日2016/02/25最終更新日2016/02/25

■人工内耳と補聴器

【補聴器の違い】

今日は難聴者と切っては切れない補聴器についてのお話。


※人工内耳ではなく補聴器のお話となります。

補聴器って、どういう感じなのか。というお話。

補聴器の種類を大きく分けたら二つ!

耳穴タイプと、耳かけタイプ

(※イヤホンタイプもありますが、基本は以下2つに絞られると思います。)

s14

※軽度難聴の場合はもっと補聴器が小さくなると思います。


どっちも5年以上利用したのでその経験を基にお話したいと思います♪

■耳穴タイプのメリット

とにかく目立ちにくい
→髪型とか見た目とかいろいろ気にする思春期の時などは特におすすめ。

音がダイレクトに聞こえる
→・・・ような気がする(が、私はあまり実感しなかった)


■耳穴タイプのデメリット

・とにかくめっちゃハウリングが多い!
→ちょっとずれるだけで音がすぐに鳴る!毎回ちょっとしゃべったり、笑ったりするだけでもピーピー言いまくっていました。

・どうしても耳かけよりも埋め込む部分が大きくなるため圧迫感・閉塞感がある

・内部に全部の部品を埋め込むため、パワーが足りないことがある。
→重度難聴で、かつ補聴器の音も大きくしたい!というときはパワーが足りず使えないこともあります。私の場合は高校、大学で耳穴タイプを使っていたのですが一番フルパワーで、ギリギリ&一部パワーが足りていない部分もありました。

・お値段が高い!(保険の範囲外になる)


■耳かけタイプのメリット

・負担が少なく買えるタイプがある
→もちろん耳掛けのお値段もピンキリで、大体5万円前後の補聴器が一番安いと思います!下手したら耳穴よりも高いものもあります!

・パーツごとの交換が出来る
→耳穴の部分が合わなくなってもその部分だけ交換する事が出来る。

部品は耳にかける部分にあるため、ハイパワーの設定が出来る(パワーを強めると耳掛け部分が大きくなります。)


■耳かけタイプのデメリット

・見た目ですぐに補聴器をつけていると分かる
→耳穴の場合は横から見ないと分からないのですが、耳掛けだと前からも後ろからも横からも目立ちます。

・眼鏡をかけていると、耳に眼鏡と補聴器がかかるので外れやすくなったり、重く感じたりする。


ざっくり結論から言うと、

どっちを選ぶかは見た目を気にするかどうかが大きな分かれ目かなー?と

特に見た目で分かる障害じゃないためか、見た目で分からないようにしたい!と思っている人は多いです。


そしてそして補聴器の悪いとこは…

電池の接触を外さないと完全にoffにならないモノが多い!

いやー小さい子もつけるのに、危ない電池をいちいち外さないと行けないというのが面倒くさい。。。こんな世の中なんだからもっといい方法とかあればいいのになーー!><

防水機能が少ない!

これはなんだかんだスポーツをするときはマストな機能だと思っています。笑
なので防水機能が付いた補聴器が当たり前のようになると良いのにな〜〜と思います。(今でも防水機能の補聴器はあります!)


※私は保険よりもかなり高額になってしまいましたが、2012年頃に高性能な補聴器を買いました。保険範囲内のものよりも音がクリアに聞こえる気がして今の補聴器には満足しています^^

しかも、昔の耳掛けの1/3くらいのサイズ!かなり小さくて重さを感じないので技術の進化ってすごいな〜〜と感動しました。

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