どうしてもお姉ちゃんにかかりっきりやし。あとでかけるところも、お姉ちゃんの用事※が中心で、「私が行きたい！」っていうところをそもそも聞いてもらえなかったイメージ。「どこ行きたい？」とかあんまりなかった気がする。

 でも私の場合は性格的にも、小学校中学年ころからはそういうもんだなーと受け入れてたし、ま、そういうもんかな〜みたいな感じ。寂しかったのは小さいときだけかな。

親が留守の時の電話対応も私やったし。そういう部分では嫌やなーって思いながらやってた！

ただうちの場合ってお母さんが結構オープンにしてたっていうか、難聴のことは少しでも関わりのある人には知ってもらうべき！って考えやったし、聞こえないことを隠すっていう発想がなかったなあ〜。

何かのタイミングのときに、普通に言ってたよ！「そういえばうちのお姉ちゃん聞こえへんねん〜」みたいな感じで。

このあたりは家族の考えも大きそうやんね。難聴のことを恥ずかしいことやと思ってたりしたら言わへんかったかも。

たまーに、小学校低学年くらいのときとかは、口喧嘩して相手が負けそうになったら、最後の最後に「お前なんてお姉ちゃん聞こえへんやんけー！」みたいに言われたことはあったかも。

でも私も普通に「そうだけど？だから何？」みたいな感じで言い返してたからなあ〜。笑

お婆ちゃんとか、友達とかから呼ばれていてわからないときに代わりに答えたり、近くにいたら呼ばれてる！って合図でポンって叩いてあげたりすることは多かったくらいかな〜？

そりゃ、普通の兄弟みたいに、こういうところ腹立つ！とかあったけどね！ってかそれはめっちゃあった。

そのイメージが変わったのは留学したときかな。

ホストファミリーの両親は比較的わかりやすく喋ってくれるけど、子供らはそんなの気にせずに「わーーー」って喋ってきて、なんとなく全体のニュアンスは分かるけど細かい英語が聞き取れなくてあはは〜って流したときに、あ、お姉ちゃんこういう感じやったんかな？って思った事はある。

高校受験のときに説明会とか全部ついていってて、そこまで行く？って思ったし、大学のときなんて、普通自分でやるやろ！！って思ってて、私自身は見学も入試も、手続きも全部自分でやったけど、お姉ちゃんとこは全部お母さんがいってたやん〜笑

それ見て、過保護すぎるやろ～って思ってた。
病院にも絶対付き添ってたし。

いやいやもーちょいお姉ちゃん自分1人でできるよ？って思ってた！

お母さんはめっちゃ心配してたけど、やってよかったと思う。病院くらい一人でいけ！って思うもん。

お姉ちゃんが聞こえないことは知ってるけど、お姉ちゃんの性格とか、こういうふうに喋れることとかをよく知らない人かな。

だいたい普通に喋ってるし何もフォローいらんし！
妹やのになんで面倒みなあかんねん！笑

お姉ちゃんの友達のお母さんとかでお姉ちゃんのことをよく知っている人はいうてこーへんかってん。大して仲良くない友達のおばちゃんとか多かったかな？

おばさん2人で、「聞こえない子がいるのに、きょうだいを産むんは面倒を見させるためやからなあ」「かわいそうに」とかを聞こえよがしにいってきたり。

でも、面倒なんかぜったいみーへんで！！ってずっと思ってた。いや、今でも思ってるよｗｗ

むしろ、こういうこと言われてもいちいち、「こんなこと言われた〜」とか言わないやん？

お姉ちゃんは何も知らへんし、本当脳内お花畑だからさあ、、、こういうこと言われても、いちいち言わないけど、お姉ちゃん、もうちょっと私に感謝しろ！って思ってたねｗｗｗ（2回目ｗ）