トップページ > オリジナル教材 デフゼミ

デフゼミとは

子どもには育つ力が自然に備わっています。耳が聞こえなくても、例外ではありません。家族や周りの人から言葉や笑顔を向けられ、それに応えるというやりとりの連続により「ことばの力」がすくすく育っていきます。デフサポはそれぞれの子どもの発達に合わせた声かけや子育てのコツについての情報を提供しています。心配や不安があれば、個別カウンセリングや「デフサポLINE」で、難聴当事者や言語聴覚士が対応いたします。

  • オリジナル教材

    月に1回、子どもの発達段階や年齢に合わせたオリジナル教材を配布しています。子どもの言葉の理解度を高め、日々の親子のコミュニケーションに役立ちます。

    暮らしの中でことばを育む方法をアドバイス
  • カウンセリング

    対面やオンラインの個別カウンセリングで、難聴児の言葉の発達や日常のコミュニケーション、入園や入学などについての疑問にお答えします。

  • 言葉の理解度チェック

    言語聴覚士などの専門家が言葉の理解度をチェックします。必要に応じて発達検査も行います。

  • LINE相談

    教材の使い方、園や学校、家庭での悩みや不安はLINEで気軽にご相談ください。専門家や難聴当事者がお答えします。

  • 難聴についての勉強会

    月に1回程度、補聴器・人工内耳手術・入園や入学・ことばの発達などさまざまな疑問点を解消するために専門家や難聴当事者が情報提供する場を設けています。

こんな人におすすめ

こんな人におすすめ

まだ赤ちゃんだけどできることはある?どんな声かけやコミュニケーションをしたらよいのかわからない。気軽に相談できる先がほしい。

こんな人におすすめ

保育園や幼稚園などで、同じ年のお友だちに比べて言葉が遅れているような気がする。家庭でのサポート方法を知りたい。

こんな人におすすめ

共働き家庭なので、都合のよい時間に子どもの言葉の力を高めるサポートをしたい。

こんな人におすすめ

地方に住んでいるので療育の選択肢が少ない。難聴児のサポートや言葉の療育について最新の情報がほしい。

各コースの教材内容

ベビーコース対象言語レベル:0〜2歳ごろ

ベビーコース対象言語レベル:0〜2歳ごろベビーコース対象言語レベル:0〜2歳ごろ

言葉の発達の土台をつくる大切な時期です。将来に備えて基礎をしっかり身につけましょう。

  • STEP 1

    STEP 1

    補聴のチェック

    補聴器、人工内耳が長時間装用できるようになっているか、音がしっかりが入っているかをチェックします。親の声かけや教材の内容がちゃんと入るように「音の入り口」を確保します。

  • STEP 2

    STEP 2

    言葉のインプット

    正しい声かけが大切です。「わんわん・わんわん」と名詞を繰り返すのでなく「白い・わんわん」と付随したイメージとセットで言葉をインプットできるようにしましょう。

  • STEP 3

    STEP 3

    言葉の理解度チェック

    「お風呂に入ろう」と声をかけたら服を脱ぐかなど、日常会話の中で言葉の理解度をチェックします。

  • STEP 4

    STEP 4

    言葉のアウトプット

    言葉の発声は、発音よりもリズムを重視しましょう。進度には個人差があるので、言葉の理解ができていたらアウトプットはゆっくり進めてもかまいません。

キッズコース対象言語レベル:3〜6歳ごろ

キッズコース対象言語レベル:3〜6歳ごろキッズコース対象言語レベル:3〜6歳ごろ

さまざまな会話を経験することで、言葉がぐんぐん伸びる時期。言葉でのコミュニケーション上達を目指します。

  • STEP 1

    STEP 1

    苦手な部分の洗い出し

    まずは子どもができること、できないことを明確にします。教材に取り組むことで「聞き取り」「てにをは」など苦手な分野や抜けている言葉が自然にわかってきます。

  • STEP 2

    STEP 2

    苦手な言葉、抜けている言葉の強化

    なぜ苦手なのかの原因を知って、繰り返し練習したり段階的にサポートしていきます。知らない言葉を積極的に使うとよいでしょう。

  • STEP 3

    STEP 3

    基本的なコミュニケーションができる

    「はさみは・切る」「雨が降ったら・傘をさす」などある程度決まった質問に回答できるようにします。大人と会話が成立するレベルを目指します。

  • STEP 4

    STEP 4

    臨機応変なコミュニケーションができる

    「雨がふったら・傘を持ってなかったら・雨宿りする・走って帰る」など、その場に応じて回答を使い分けられるようにします。同世代の子どもとのスムーズなやりとりを目指します。

ジュニアコース対象言語レベル:小学生

ジュニアコース対象言語レベル:小学生ジュニアコース対象言語レベル:小学生

しっかり言葉を理解し、地域の小学校でお友だちや先生とコミュニケーションができる力を身につけます。同時に精神的成長をサポートします。

  • STEP 1

    STEP 1

    国語の補強

    前段階のキッズコースで言葉の基礎ができている前提で、学校の国語の問題や苦手な言葉をチェックし、補強していきます。

  • STEP 2

    STEP 2

    子ども自身が言葉の課題を見つける

    わからない言葉、苦手な言葉を子どもが自分で理解し、辞書を引いたり人に尋ねたりして自己解決できるようになることを目指します。

  • STEP 3

    STEP 3

    自分の耳について理解する

    補聴器や人工内耳について知り、自分の耳や聞こえについてより深く理解します。

  • STEP 4

    STEP 4

    自分だけじゃないということを知る

    地域の学校に通うと孤独感を感じることがあります。でも、同じように難聴を抱える仲間や先輩がいることを知り、同じように苦労していることを知ることで孤独感を和らげ、思春期に備えます。

お客様の声

東京都 M.K.さん東京都 M.K.さん

たくさんの疑問に対して明快に答えてくださいました。

デフサポ代表のユカコさんは、難聴業界の事情にとても詳しく、難聴当事者と療育機関として両方の立場から、私たちが抱えるたくさんの疑問に対して明快に答えてくださいました。また、重度難聴であるユカコさんが、読話でとても自然に明るくお話しする姿に、驚くと同時に大きな勇気をもらいました。人工内耳の効果が十分に出なかったらどうしよう…など不安を抱える私たち夫婦にとって、人生を楽しむユカコさんの存在はとても大きな励みになりました。今後ともデフサポにお世話になりたいと思います。

福岡県 A.T.さん福岡県 A.T.さん

子どもと話をするのが
楽しくなりました!

子どもに合った療育や支援がなかなか見つからず、病院の先生には「選択肢はろう学校だけ」と言われていました。それでも、できるだけのことをやってみようと家族で話し合い、デフゼミを始めることにしました。実際にやってみると、具体的な声かけを知ることができ、また言葉はインプットだけではなくアウトプットが大事ということが理解でき、子どもと話をするのが楽しくなってきました!ろう学校、地域の学校に進学しても、デフサポを活用したフォローは続けようと考えています。デフサポは私たちのお守りのようだと思っています。

推薦コメント

  • 肩書き肩書き氏名氏名氏名

    言語聴覚士、オーディオロジスト、カナダ言語聴覚士協会会員、Doctor of Audiology (AuD), Ph.D 矢崎牧

    産まれたばかりの赤ちゃんをお世話するのは大仕事です。さらに我が子が難聴と診断された時のご家族の戸惑いは計り知れません。また、難聴児の両親に難聴がないケースは9割以上といわれていて、相談できる難聴者も身近にいない場合がほとんどです。そんな時にデフサポが提供する情報、カウンセリングやデフゼミが心強い存在になるのではないでしょうか。
    生後数年は言語力の土台作りにとって大切な時期であるにもかかわらず、日本では必要な支援が得られにくい状況にあります。また、初語が出るまでは何もできないと考えている方が多いのですが実はそうではなく、難聴児も例外ではありません。それぞれの家族に寄り添うデフサポのサポートを頼っていただけたら幸いです。

  • 肩書き肩書き氏名氏名氏名

    東京大学バリアフリー支援室
    特任助教 中津真美

    全国の大学に、多くの難聴のある学生が在籍しています。その中には、先生や友人に「自分のことをどう話せばいいのかわからない」と戸惑う学生も少なからず見受けられます。難聴のある子どもたちが幼少期の早い段階から自分の「きこえ」の状態を把握し、他者に伝える力を身につけていくことは重要です。地域の学校に通う子どもたちにも専門的サポートが提供され、ロールモデルとなる難聴の先輩に出会う機会を得てほしいと望みます。
    デフゼミでは、対話を主眼に置いたことばの学びのほか、ジュニアコースでは「きこえ」の知識や、難聴のある先輩の生き方の工夫などを学べるプログラムがあります。場所や時間を問わず、親子のペースを維持しながら子どもの潜在的な力を引き出していけるしくみは、デフゼミの何よりの魅力であり、子どもたちの人生の大きな助けになると大きな期待を寄せています。

  • 肩書き肩書き氏名氏名氏名

    耳鼻咽喉科専門医、
    補聴器適合判定医、臨床遺伝専門医
    白井杏湖

    日々の診療の中で、難聴の早期診断や補聴の重要性が広く認識され、可能になってきたと感じています。一方で、診断や補聴はあくまでも始まりであって、そこから始まる新しいステージでどのようにお子さんと関わり育っていってもらうかが最も長く重要であることに変わりはありません。診断/補聴で終わらずに、その先のステップへバトンを渡すことも医療者の役目だと思っています。
    難聴という特性を含めて、それだけに縛られずに“そのお子さん“だけの人生を描いてほしいと願ったとき、難聴がどんな影響をもたらしうるのか特性を知ることは欠かせないと思います。
    乳児、幼児、学童期と刻一刻と成長変化を続ける中で「その時点でのお子さんにとってベストは何か」というご家族の正解のない問いは尽きないと思います。そんな長い歩みの中で、医療、療育、教育機関に加えて、伴走してくれるデフサポの存在がご家族の支えになってくれることを願っています。

月間スケジュールの例

1ヶ月の学習プランの例をご紹介します。学習は何月からでもスタートしていただけます。

月間スケジュールの例月間スケジュールの例

LINEでどんなことでも
ご相談ください!

ご相談の事例を紹介します。
(内容は一部編集しております。)

  • 教材についての相談

    東京都:Aさん

    こんにちは。教材を進めているのですが、こんな感じでいいのでしょうか?

    よくできていますし、すごく素敵な工夫をされていますね。文章の理解もしっかりできていますし、助詞も先月よりわかるようになってきていますね!いい感じだと思います。先月分も含め復習もしてみてください

    ありがとうございます。次の週末にじっくり取り組んでみます

  • 子どもの言葉についての相談

    東京都:Bさん

    おかげさまでだいぶ言葉が出るようになりました!発音をチェックしてもらえますか?

    いい感じの伸びやかな声が出ています。今すこしまだタ行やサ行が言えていない部分はありますが年齢的に問題ありません。とくにイントネーションがとても上手です。この調子でやっていきましょう。

    ありがとうございます!

  • 近況報告と日々の相談

    東京都:Cさん

    先日はカウンセリングしていただきありがとうございました!担任の先生に相談したのですが、プールの時はジェスチャーのみでいいですか?と言われたのですがいいのでしょうか・・・?

    プールの時は前もって流れをホワイトボードなどに書いていただいた方が安心するのでできれば文字で順番などを書いていただけるようにお願いしてみてください。また、ジェスチャーも加えていただけるといいと思います。

    明日連絡帳に書いてみます!

料金表

・毎月の教材
・LINEでの相談
・専門家によるzoom/対面でのカウンセリング
・補聴器や人工内耳、言葉についての勉強会

などが料金に含まれます

  • ベビーコース対象言語レベル:0〜2歳ごろ

    12,000円/月

    難聴についてのさまざまな情報や赤ちゃんへの声かけ方法など、大切なポイントがすべてわかります

    ベビーコース
  • キッズコース対象言語レベル:3〜6歳ごろ

    15,000円/月

    声かけの方法やことばの教え方などカスタマイズしながら、子どもの発達に合わせてことばの力を伸ばします

    キッズコース
  • ジュニアコース対象言語レベル:小学生

    8,800円/月

    それぞれの学年に合わせた言葉や国語の先取り学習をすることで、言語力を鍛えると同時に精神的成長をサポートします

    ジュニアコース

お申し込み後の流れ

1お申し込み2カウンセリング3お試し教材お届け4お試し学習期間5継続のご検討6本開始1お申し込み2カウンセリング3お試し教材お届け4お試し学習期間5継続のご検討6本開始

まずは1ヶ月、
無料で教材を
試してみませんか?

カウンセリング(LINEやZOOM)は
有料となります

よくある質問

教材のレベルが子どもに合うか不安です
ていねいにカウンセリングして子どもの実年齢ではなく、言葉のレベルに応じて教材の調整を行います。もちろん、親御さんの判断で教材のコースを選んでいただいてもかまいません。
教材ができるかどうか、実際に試してみたいです
初月は教材のみ無料でお試しいただけます。2〜3週間後に進捗状況や子どもの様子などをヒアリングし、子どものレベルに応じて教材内容の調整を行います。
教材で実際に言葉の力が伸びている子はいますか?
実際に言葉の力が伸びたという声を多数いただいています。言語テストにおいて、教材開始前は1年遅れだった子が、教材を始めて半年で年齢相応まで追いついたケースもあります。
共働きで子どもを保育園に預けているのですが、それでも教材はできますか?
もちろんです。デフサポの教材の約半数は共働きのご家庭で活用いただいております。療育に行かず、デフサポの教材だけというご家庭にも、子どもの言葉の力が伸びたという感想をいただいています。
聴覚障害以外にも、重複障害や発達遅延などがあります。対応可能でしょうか?
はい、できる限り対応いたします。ジュニアを除く教材はオーダーメイドですので、子どもの実年齢ではなく発達に合わせて作成しています。なお、お値段もお子様の発達に合わせて変わりますことをご了承ください。