【難聴と恋愛】②彼と付き合って知ったこと

デフサポのユカコです。今回はプライベートなお話なのですが結構恋愛で悩んでいらっしゃる方も多いようなので赤裸々に書いてみました。※現旦那との恋愛ではないです。

私は今まで、難聴の人と付き合ったことはありません。聞こえる人と付き合ってきています。

実は、恋人に対しては友人付き合い以上に、『聞こえないから申し訳ないなー』とか、『100%の自分を出せないなー』と思っていました。

聞こえないことが恋愛ではコンプレックスになっていた時期がありました。その時期に思っていたことについてお話しします。

もちろん私の場合障害は完全にオープンにしているため、耳が聞こえないことも当然のように伝えていますし、話すときに口を見せてもらったり、映画は字幕のあるものにしてもらったり、電話は無理だとかそういった、基本的なことは当たり前に伝えていました。というよりも付き合う前段階で既に伝えていました。

そういったことを言うのには抵抗がないのですが…

彼に迷惑がかかりそうなことは嫌でした。

例えば・・・彼の友達と会うのは申し訳ない気持ちのほうが先立ちました。

友達から、彼が「なんでこいつ、わざわざ聞こえない女の子と付き合ってるの?」と思われそうだなーと思っていました。

今思えば、聞こえない私と付き合うんだからそういったことを言われても気にしなかったんじゃないかなー?とか思うのですが、、、笑

他にも「自転車の二人乗り」をすると口が見えないのが嫌だから、しないとか、

「デートの時は補聴器をつけているのがわからない髪型にする」とか。

「暗いところはあまり通らないで明るいところをさりげなく通る」(口が見えないから)とか。

そういうことが本当にたくさんありました。
でも、彼にはわざわざ言っていませんでした。言わずに勝手に自分で気を使っていることがたくさんありました。

しかも、自信がないので毎回自分から「好きです!」というような恋愛はなかなかできなかったです。

聞こえない私が好きになったら迷惑じゃないかなー?と思ったり。

(高校時代は恋に恋してる時期だったなー笑)

そんな私がちゃんと自分を出せて、本心から付き合えた!と思えるのが大学時代に付き合った彼です。

 

実はこの彼、同じ中学のだったんです。

同じクラスになることもなく、中学時代はあまり知らなかったのですが、成人式の時の飲み会で初めて意気投合してそこから飲むようになって付き合った…という感じでした。

この彼は地元が同じなので、彼の友人たちも地元メンバーでした。彼が仲良くしていた友人たちもたまたまみんな同じ中学だったのでもちろん私の耳のことも言う前から当然知っています。

この彼と付き合ったことがきっかけで

「あ、こういう時って、何を言っているかわからないんだなあ」とか

「彼の友達も、彼の彼女が聞こえないって知っても大して気にしてないんだな」とか

「もっとこういう風にしてほしいとか、わからないとか言ってもいいんだな」とか

 

いろんなことを知ることができました。

例えば、

彼が車を持っていたので、ドライブデートが増えました。普段車に乗ることがあまりなかったので、彼と車に乗る機会が増えたことで

車の運転中は横向いて話すから、助手席に座っても口が分かりにくいんやなー!と知りました。

他にも、友達を含めて

4人とかで車に乗ると、後ろの席の人の口が見えません。後ろを向かないと何を言っているのかわからないし、車での雑談って難しいんやなーと知りました。

 

それからは「ごめん!ユカコ車だと口が読みづらくてわからへんから無言だったり、気づかずケータイいじってるかもやけど気にしないでなー!大事なことあったらあとで教えて~!」とかそういったことを乗る前にみんなに言うようにしました。

そしてみんな別に気にするわけでもなく「わかった~!」と軽く言ってくれるので、あ、言ってもいいんだなーと気が付いたり。

 

他にも、

夜に遊びに行くと薄暗いところが多くて口が全く読めなかったり、明かりがピンポイントなので口に影ができて言ってることがわかりづらい!…と知りました。

 

河原に花火とかやりに行っても、口が見えないから、まったく話せない!!とか。笑(実はそれまで夜に出歩くことがまずなかったし、出歩いても駅近のため明るいことが多かったのです。)

 

あとは夜、ちょっと明るいところでも、彼がライトを背にすると逆光で口が見えないんだ!と知りました。それからは私が明るいところを背にするようになりました。

 

そんなときに今まで自分から彼氏にはなかなか言えなかったのですが「ごめん、こっちからやと口見にくいから、こっちに行っていいー?」とかサラッと言えるようになりました。

ちゃんとこうしてほしいって、言った方が喜んでくれた(笑)

他にも、彼がどんどん紹介してくれるので彼の友達に積極的に会うようになりました。みんな意外と好意的に受け入れてくれて、これがきっかけで「耳が悪いから…って色々思ってたけど他人はそんな気にしてないかも。自意識過剰だったかな~?」と気が付きました。

(そりゃー本人の前で あの子聞こえないのになんで付き合ったの?とかいう人はいないけど、その後も何度も誘ってくれたりで、そんなに嫌われてはなかったと思いたい。笑)


そんな経験から聞こえなくても、耳が聞こえない私のことを理解してくれる人は意外といるんだなーと気が付きました。

意外と自分が思っているよりも彼も含め周りの人たちは耳のこと受け入れてくれるもんです!

なので、耳のことをコンプレックスに思いすぎずに、どんどん恋愛してください♡

次回はこちら、【難聴と恋愛】③彼の両親と会う?!障害者の彼女は受け入れてもらえるのか。

2 Comments

聾学校学生(男)

はじめまして。記事を読ませていただきました。
こんな素晴らしいサイトがあり嬉しいです。私は聾学校に通ってる学生です。男です。
聾学校の生徒は人数が少なく、心から好きだと思える人がいません。
だから聴者の世界に入り、そこで好きだと思える人を見つけようと思ってます。
しかし私の周りでは、難聴男と一般人の女のカップルや夫婦を見かけません。
一般人の女は難聴の男を恋愛対象または結婚対象として見てくれるか心配です。
私の不安に対して、りかこさんの意見を聞きたいです。

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yukako

初めまして。
聾学校に通われていらっしゃるんですね。聾学校はどうしても人数は少ないですもんね!
私の知っている限りでは難聴の方と、聞こえる方が付き合っていたり結婚している人もいますが、
難聴者同士の方も同じくらいかそれ以上に多いと思います。

私の経験から聞こえる女性でも難聴の方を恋愛対象としてみることは可能だと思いますが、
そのためには貴殿が一般的な常識や感覚を身に着けるのはマストだと思います。
厳しいことを言うようですが実際、そういった感覚が通じないとなかなか付き合うまでに至らないのでは?と思います。

いろいろと大変なことはあるかもしれませんが頑張ってください!応援しています!
※もし、別途詳細アドバイスがほしい等であればワークショップ等お申込みいただければ対応いたします。

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