口が読みづらい人と読みやすい人がいる
公開日2016/02/13最終更新日2019/10/23
健聴者とのコミュニケーション
さてさて、本日は…読唇術について。
読唇術は、目で、人の口の動きを読みとって、それを脳内で何を言っているのか変換して内容を理解してという一連の流れを、人が離すのと同じスピードで行う必要があります!
なので実は脳内はフル回転!(とはいえその人に慣れると対して何も考えずに処理できるので人間の適応能力はすごいな〜と思います。)
さらに人によって読みやすい口の人や読みにくい人がいます。
というわけで…
読み取りづらい口の人の特徴!
■ヒゲが生えている人(1日で伸びるレベルではなく生えている人)
どうしてもヒゲが陰になって口の動きがよみとりづらいことと、ひげが生えている人って、癖なのかヒゲを触りながら話す人が多いんです!!!
余計に見えづらくなり何を言っているのかが分かりにくい事が多いです。
※たまにひげが生えていても全然関係なく読みやすい口の人もいますが割合的には7割くらいは分かりにくい人が多いと思います。
■下を向いたり、目を合わせないで話す人
下を向きながら俯き加減に話したり、目を合わせないで話していたりする人は、そもそもの口自体が見づらく、さらに口の形も見にくくなるため、何を言っているのかが分かりにくい事が多いです。
意図して向いている訳ではなく、例えば子供や犬を連れていて、その姿を見ながらの話・・・とかだとどうしても下を向いてしまったりすることもあります。そういう時もやっぱり口の形は見づらくなりやすいです。
■声が小さくて、モゴモゴ口の中で話す人
別に声は口を読み取るのに影響が無いのでそこまで重要ではないのですが、だいたい声の大きさがすごく小さい人は口の動きもはっきりしない人が多いです。
そういう人はどうしても口の形があまり変わらないので何を言ってるのかが分かりにくくなります。
それと同じで口をあまり動かさずに話す人も分かりづらいです。
■高齢の方で、あまりキビキビしていない人
どうしても歯がなかったりすると口の動きがすっごく変わるんですね。入れ歯をしているのと、していないのとでは全然読みやすさが違います(笑)
やっぱり若い人と比べればどうしてもハキハキ話す人は減るため、口をあまり動かさなくなったり、ぼそぼそ話したりする人が多くなります。
ただ、おじいちゃん、おばあちゃん等 身近で慣れている人であれば特に年齢関係なく分かるので慣れという部分も大きいと思います。
■言葉が出始めた幼児
やっぱりまだ「耳が悪いから口を見せてあげて」という事が理解できない年齢の子供はどうしても口を読み取りづらいです。毎回口を見せてくれる訳でもないのでなおさら…。
さらにそれぞれの子供によって話せる言葉や、特定の言葉を使っていたりするので分かりにくさは増します。(例:まんま→ごはん とか…)
以上です!ヘー、こういう人が読み取りづらいんだ〜と知っていただければと思います♪
(それ以外にもなぜか口の形が読みにくい・・・という人もいます!!笑)