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2歳〜6歳におすすめ!難聴児の療育におすすめな道具!時計が読めないお子さんにこそ。

公開日2019/10/01最終更新日2019/10/01

おススメのグッズ

2歳〜6歳におすすめ!難聴児の療育におすすめな道具!時計が読めないお子さんにこそ。

デフサポのユカコです。ここのところ対談やレポート記事ばかりだったので、ちょっと文章量は短くなるかもしれませんが、難聴児の療育的なことや難聴児の現場について、週に1−2回ほどだけでも、書けたらなと思っています。

ちょっとコラム的な感じで、ひとまずこちらのグッズ共有をさせてください。

是非!!難聴児・聴覚障害児のご家庭に限らず、普通に未就学児の子たちや発達障害を持つお子さんにもおすすめなグッズでもっともっと、皆使ってほしい〜!!!と思ってます。

実は我が家にカウンセリングに来た親御さんにも『なにこれ〜めっちゃいいですね!うちでも買います!』と毎回言われるくらい大好評な、”療育にも使えるグッズ”です。(回し者でもなんでもありませんw)

その名もタイムタイマー!


Raywood Eureka ユリイカ タイマー スクールタイマー 勉強 マグネット 60分 時間管理 プレゼン (19cm)

値段は2000円くらいで、使い方も簡単!

黒くて丸いのをスライドさせて、目的の時間にセットするだけ!

見てわかるように、60分まで赤いラインを設定できるようになっていて、手を離すと自動的にその赤いラインがどんどん減っていきます。

例えば、15分に設定したら、そこからだんだん赤いところが減っていき、なくなると終わり!という流れで、時間の感覚が見える化できるので、「わあ、まだまだ遊ぶ時間がある」「後もう少ししかない!急がなきゃ」「あああーなっちゃった、もう一回15分やりたい!」、、というふうに幼児でも、時間の概念がつかみやすくなります。

できる限り時計と同じタイマーのタイプがおすすめ!

ちなみに、いろいろなタイムタイマー(時計の反対方向に回るタイマーや12分タイマーなど)があるのですが、
私がおすすめなのは断然上記で紹介した60分タイプ!
マルゼン タイムタイマー 12インチ ラージdretec(ドリテック) 12分計ダイヤルタイマー アナログ ホワイト T-319WT

できれば時計の感覚と一緒に覚えてほしいんですよね。なので、こちらの60分タイマーだと時計と全く同じ見方になるのでおすすめしています!

あとあと時計を読んだりするにも、10分が同じ感覚なので移行しやすいということも考えて、おすすめしています。

ちなみにちょうど、我が家ではこのタイマーを使って時計の感覚に繋げるように今導入中です。
5分、10分、15分の感覚を掴んでくれると良いな…とやってます。また実験してみて、報告しますね♪!

どんな声掛けができる?

例えば声掛け一つにしても、タイマーをセットして…鳴るまでにいろいろなお話ができます。

(設定して)あと20分たったら、動物園にいくよーっ!♪たのしみだね!
あら、あっという間に半分に、10分になっちゃったね
わ〜もうすぐ鳴るかな、鳴るかな?(ジリリリリ!)あ!!!鳴った〜!
動物園に向かうけど、どうする?もう一回同じくらいの時間、伸ばしてほしい?
仕方ないなあ〜そうしたら最後に5分だけね!

など、本当にいろんな声かけもできますし、タイマーの使い方自体も応用できます。

もう一つ、”少し” ”ちょっと” ”かなり”といったかなりあやふやな時間の概念もセットでインプットしやすくなります。

ちなみに、時計が読めなくても簡単!赤いところがどんどん減っていくだけで、最後はジジジー!と音がなります。感覚的にわかるのでかなりおすすめです。

お互い、ストレス軽減になる!

我が家の2歳児もさくっとこのタイマーは理解することができたので、ぜひ皆さんにもおすすめです!このタイムタイマーを導入してから、次何をするのか、目的地に就くのは何分後か、後何分で園に行かないといけないのか、という流れがわかりやすく、ストレスが溜まりにくいのか朝起きるたびにこのタイマーを”セットして〜!”とすぐ言うようになりました。

子供ももちろんですが、親も、すごくストレス軽減になります。

ちなみにお恥ずかしながら、私めっちゃめっちゃイラチ(って伝わりますかね?関西弁かなあ…)なので、「早く!」「急いで!」と子供にいうことが多かったのですがこのタイマーをセットするようになってから、そういった声かけが減りました。

聞こえないと、どうしても「あと10分で出るよ〜」というような声掛けも耳に入りづらかったりしますよね。

なので、タイマーを使って「10分くらいしたら出かけるからそれまで自由に遊んでていいよー!」とか、「ママ洗濯をしてくるけど、1Fで待ってる?このタイマーが鳴るまでには戻るからね。」というふうに時間を見た目で伝える事もできます。視覚化することで、不安やストレスが少しでも少なくなるといいですね♪

タイマーを使うときの注意ポイント

ただ、一つポイントがあって、

タイマーを好きな遊びをやめさせるために、毎回使うのは避ける!こと

親御さんがお子さんをコントロールするために、このタイマーを使うわけではないことを意識しておいて下さい。
お互いがwin-winになるような使い方をしていきましょう〜!

 

ぜひぜひ!我が家も買ったよ〜とかあれば報告お願いします!!笑
皆さんのレポ、待ってます♡

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