【母の体験談】ユカコの難聴がわかるまで②

さて、昨日の続き

母が臨床心理士の「問題ない」を却下してまで検査をお願いした話から、なんでそんなにユカコが難聴かもって、気になったん~~??と母に聞いてみました。

母の答えは・・・


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■暗い部屋で反応しない!

部屋が明るいときや外では普通に話しかけても何かしらリアクションを返していた。
例えば「お休み~」と言ったら「お休み~」(っぽいことを)いうのに部屋の電気を消してからもう一度「お休み~」と話しかけた時は完全に無視で、全然リアクションを返してこない・・・。でも、その場でもう一度電気をつけて話すと「お休み~」と言っていた。
(今思えば・・・多分口の動きを見て、読み取って返事を返していたんだろうな~。)

■小さな音に反応しない!

大きな音や、ドアが”バン!”と閉まるときは反応するのに、小さい音に反応しないことが多かった。(これは、大きな音と言っても聞こえていたわけではなく、大きな音=振動が出ることが多いので、振動で感じるものには結構敏感に反応していたんだと思います。)

■後ろから呼びかけると無視することが多い!

そして、顔が見える範囲で「ゆかちゃん~」と呼びかけると普通に「はーい」や「なに~??」と返事していたり、質問系で話しかけても割と的確なリアクション&返事をしていたのに、後ろから「ゆかちゃん~」と呼びかけた時は全然気が付かなかった。


といったことに対してちょっと耳が悪いんじゃないかなー?と思っていたようです。

父にも結構訴えていたようですが父は「うーん、言われてみればそうかもねえ~??」位の感覚で、母は「うーんどうしても、やっぱり気になる!」と思っていたので、臨床心理士にも「聴力検査」をお願いしたそうです。


母の必死の訴えのかいあって、私は耳鼻科で聴力検査を行うことになりました。

小さいときは睡眠薬を飲ませて、寝たら頭に4つほどの電極を付けて、脳波を見ながら聴力検査をするんですね。ABR検査(聴性脳幹反応)と言います。

※ここは今も同じです。最近では新生児スクーリングといって産婦人科で生まれてすぐにABR検査をしているところも多く0歳、というか生まれてすぐに難聴かどうかがわかるようになっています。(我が子の難聴も新生児の時に同じような検査で分かりました。我が子の場合は遺伝かと思ったのですが先天性の骨の病気に伴う難聴でした。)


そして・・・2歳のユカコが受けたABRの診断結果は・・・

なんと両耳どちらとも90dBでした!!

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90dBってどういう感じなのかわからん・・・!となるとおもうのでサクッと説明するとだいたい地下鉄の車内の音で80dBくらい。

90dBだと、カラオケでマイクをもって歌っていてもその音がようやく聞こえる??というレベルで、大きな犬の鳴き声も近くに行っても全然聞こえていないレベル。

100dBになると高架下で電車が通る音くらいです。なのでそのくらいの大きさでないと私の耳は全く聞こえていなかったってことなんですね。


90dBという結果を見て、「お子さんは高度難聴です」と耳鼻科の医者に言われたそうです。(※90dB~重度難聴になります。)

 

その時の母の気持ちとしては、

え!?!?補聴器いるくらい悪いの!?
ええええ、そんなに全然聞こえてないの!?

検査でも、周りのみんなにも大丈夫だよ~~って言われてたのに、母がゴリ押しして検査したくらいだから、耳が悪いかも??とは思っていたけど人よりちょっと耳が悪い程度かと思っていた・・・

とめちゃめちゃショックだったそうです。

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で、この告知を聞いた後の記憶が全くもってないそうです。

なんか、どうやって帰ったのかとか、そのあとお友達のおうちに行って青い顔で立っていたそうなのですが、(友達に言われたらしい…)いまだにその記憶はすっぽり抜けておりまったくもって覚えていないそうです。

覚えているのは難聴が重く、補聴器が必須というレベルだった!ということだけ・・。

そりゃそうだわ~~と今だから笑って言えるのですが、当時の母の気持ちは計り知れません。とはいえ、私自身も子供に先天性の病気があり、ショックを受けたので今ではすごく気持ちがわかるようになりました。笑


さて、告知されてから私の母はどうしたのか?
明日に続きます~。

 


※話が変わりますが…

今だから思えるけど、
私のように耳が悪くても、私の子供のように骨の病気があって色々と大変でも、

結局本人がハッピーに過ごせたらいいわけで、そうなるように努力は必要かもしれないけど、そのこと自体を悲観する必要はないんじゃないかな~

と思っています。モチロンたまには普通の人との違いに落ち込むことはあるけど。笑