【母の体験談】ユカコの難聴がわかるまで③
公開日2016/07/13最終更新日2016/07/13
ユカコの難聴が分かったとき
・【母の体験談】ユカコの難聴がわかるまで
・【母の体験談】ユカコの難聴がわかるまで②
本日はこちらの続き。
ユカコがが難聴と分かった母。
でも何をすればいいのか分からない…
”補聴器が無ければ音が全然聞こえないレベル”と言われたので、とりあえずまずは補聴器を作ろうと思いました。
補聴器ってなんでこんなに時間がかかるのか!?というと…
区役所に行ったり、病院に行ったり、補聴器店に行ったり・・といろいろたくさんやることがあるから!!!
(当時の事情は私にはわかりませんが)参考までに今現在の補聴器購入の流れを記載しておきます♪(長いので興味なければスルーしてください!)
■身体障害手帳の申請(約2か月程度)
①住んでいる市町村の役所にある【福祉】の窓口で相談。(申請書や意見書をもらう)
②指定の耳鼻咽喉科の判定医の診察&聴力検査等を受け、「手帳交付の意見書」を交付してもらう。
③耳鼻咽喉科でもらった「意見書」や自身で記載する「申請書」を【福祉】の窓口で提出し、身体障害手帳の交付申請を行う。
④障害の程度に応じた等級の身体障害手帳が交付される。
※すでに身体障害手帳を持っている場合は①~④が省略
===ここまでで約2か月===
■補聴器の購入と、補聴器の支給申請を並行進行
⑤どこの補聴器店で購入するか決める。(病院提携の場合もあれば、個人で好きに決める場合もありこちらは自由に選択できます。)
⑤指定の耳鼻咽喉科の判定医に「補聴器支給の意見書」を交付してもらう
⑥購入する補聴器を決める。(耳穴、耳かけ、防水、ブランド等…)
⑦補聴器店で再度聴力検査&耳の型を取る(イヤモールド)
===ここまでで約1か月===
⑧耳の型が完成したら補聴器店にもう一度行く
⑨購入予定の補聴器をつける(耳穴タイプだとここで決まります。耳かけタイプの場合はイヤーモールドのつけはずしができるので、ほかの補聴器を試聴できることもあります。)
⑩補聴器の細かい調整(音の調整)を行う。
⑪問題無いようであれば購入する補聴器確定
⑫補聴器店に「見積書」の作成を依頼する
⑬身体障害手帳と一緒に「申請書」「意見書」「見積書」を【福祉】の窓口に提出し、補聴器の支給申請を行う。
⑭役所から支給申請OKであれば補装具費支給券が来るので、それを補聴器店に提出
⑮完成した補聴器を受け取る!
===ここまでで約2か月===
⑯購入後は引き続き微調整の繰り返し…
といった流れになるので、だいたい長く見積もって半年ほどはかかると覚悟しておいた方がいいと思います。何が遅いかって、区役所の仕事が遅い・・・w
そして何度も医者に行ったりするのが面倒・・・。
私が、2012年に補聴器を購入した時は、こんなに待ってられない!ということで、先に実費支払→後から補聴器支給券をもって払い戻しという形で対応していただきました。
そんなこんなでようやく2歳半で初めての補聴器を付けたユカコ。
初めて補聴器をつけた時は、めっちゃめちゃ驚いた顔をして!?!?!?!?となっていたそうです。(母は今でも忘れられないらしい。)
そりゃそうですよね~ほぼほぼ無音だった世界に急に音が入るわけで…。かなーりびっくりするにきまってますよね!笑
で・・・余談ですが
今でいうポポちゃん?メルちゃん?みたいな人形が家にあったんですね。
その人形が「おはよう!」とか「お腹空いた―」とか話してたらしいんです。
でもそれは補聴器をつけていない私には全く聞こえていなかったので、ぬいぐるみと同じように扱っていました。
でも補聴器をつけたことで急に人形から何か音がしたーーーー!!!!!!ぎゃーーーーー(突然)人形がなんかしゃべったーー!?怖いよーーー(泣)
といった感じで泣きだして人形を放り投げたらしいです。
ビビりな性格は変わってへんわ~~~。笑
そんなこんなで今日は前半は面白くない補聴器購入の流れでしたが、補聴器買うだけでめっちゃ面倒ってことを知ってくれたらうれしいな~と思います。笑 役所も医者も行かなきゃで、仕事との調整が大変だった…。
そして明日は、補聴器を付けた後はどうしたのか、どういうところに通ったのかをお話したいと思います~♪