私の母が作った絵本(2-3-4歳の難聴児におすすめ)

母が作ったことばBOOKを公開します。
もう既に25年以上前のもの(年がばれる…)ですが、今見てもさすがだなー!と思ったのでご紹介させてください。

もし、いま2−4歳くらいの難聴児をお持ちのご両親にはこれと同じ内容のものを書いても良いと思うので、是非是非うまく使っていただければと思います〜♪


この本のポイント

・反対語を書いてる
・難聴の子供にあえて教えないと知らないであろう単語が多い
・立場がかわれば話す言葉も変わるという事が書いてある


 

表紙はこちら。
本当にただの画用紙に書いてホチキスで留めてあるだけです。

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次のページが(電気を)「つける」「つく」&「けす」「きえる」という動作の説明。

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イラストにしたらすっごく分かりやすいし、この電気うちにある形のものなんですね。なので身近なものを題材にしているところが素敵だと思います。

 


つぎは、(ドア)を「あける」「あく」&「しめる」「しまる」

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受動と能動のどちらもちゃんとあり、さすがだなーと。


私の父を登場させています。
(子供が身近な人を登場させるのが覚えるコツにもなると思います)

「行く」と「帰る」

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そして「ただいま」と「おかえり」、「いってきます」と「いってらっしゃい」の声かけ。こういうのって聞こえる子は自然と出来ても聞こえない人には難しいんですよね!特に大人が何人もいたら良いけど、1−2人だとなかなか教えられない事もあったりします。おうむがえしになりやすい言葉ですね。


 

おつぎは…(バス)が「くる」と「いく」

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うんうん、大事。


 

「ぬれる」と「かわく」

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あえてことばにしないと、「洗濯物が乾く」って子供には伝えないよな〜と思います。こういったぬれるとか乾くというチョイス、素敵!


「むすぶ」「ほどく」

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こういうあらためて教えないとなかなか身に付かない言葉を絵で表してるのはとても子供にとって覚えやすいものだと思います。

むすぶとか、ほどくって確かに普段意識してあまり使わないですよね。


 

「売る」「買う」

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「あげる」「もらう」

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こういう、どっちの立場にもなりうる事は本当に難聴児にとって分かりにくいことなんですね。たとえばママが、○ちゃんに「プレゼントをあげる」ということがわかったとしても、○ちゃんがママに「プレゼントをもらう」とも同じ意味になること等あえて教えていかないと難しいと思います。

さらに、違う立場になって○ちゃんがあげることもある…こういう難しさは言葉のむずかしさでもあります。


 

これ、多分うちの母が途中で力つきたな(笑)色がついていないのですが、「いれる」「だす」の下書きです。

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インターネットも無い時代なのに、母、絵うまい。笑

 

我が子は1歳半ですが、これ、一緒に読んでみようと思います。こんな本をつくっていてくれたおかげで今の私があることに感謝感謝です。

いろいろ資料がでてきたのでどんどん公開していきたいと思います。

5 Comments

けご

難聴児3歳の娘を持つママです。とても興味深くサイト拝見しています。お母様の努力がすごい!!!
今聾学校の乳幼児クラスに通っていますが、日々の生活に追われここまでできてないです。というか全くできてない!と焦ります。

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yukako

けごさま

初めまして!コメントありがとうございます!
そんな風に言っていただけてすごくうれしいです~!
更新したいことがたくさんあるのでこれからもぜひお付き合いください^^

そうですよね!母の努力、すごいですよね!私にもできません…。
やっぱり今の難聴児のお母さんたちって、育児に、家事に、そして仕事や介護等いろいろ事情もあるし、なかなか忙しい中手の込んだことができない人が多いと思うので、こういったものを本or教材にして難聴児のご両親の助けにしたいなあ~と思っています!^^

もしこんなのがほしい!とかあればぜひぜひ教えてください♪

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けご

コメント返信ありがとうございます。この絵本欲しいです笑!

娘は重度難聴で、補聴器をしてもスケールアウトです。独学の手話や表情身振り手振りでコミュニケーションは取れています。

聾学校幼稚部への進学を考えていますが、口話メインの学校のためついていけるかが本当不安です。聾学校とはいえ、聴覚に差はあり話せる子は話せるし、もうバイバイとかヤダ!と言えたりします。

聴力の差が学力の差になって欲しくないと感じています。

ユカコさんはいつ頃から声を出すおしゃべりができましたか?

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yukako

けごさん

そういっていただけると嬉しいです!
補聴器をしてもスケールアウトなら今後人工内耳も考える余地はありそうですね。
個人的には口話メインの聾学校は少ないと思っているので、口話ができるメリットもあるんじゃないかと思います。

聴力は本当に差がありますもんね…💦50dBとかの子もいれば、120dBの子もいて・・・みんな同じ聴覚障害児っていうくくりですもんね~。
そして上手に話せる子は本当にうまく話せますよね!!私自身は片言のおしゃべりで2歳ごろで3つ(わんわん、あんぱんまん、バイバイ)の言葉が
出ていたようですが、母には伝わってもほかの人にわかっていただけるようなレベルの発音ではなかったようです。

聴力の差=学力の差ではなくて、私が思うに言葉の差=学力の差だと思っています。
今はまだ耳に頼る時期ですが、4-5歳になるとひらがなが読めるようになるので断然聞こえなくても言葉は増やせます!!
それまでできることもたくさんあるので!(こういうこともどんどんブログで伝えたいので、早いうちに書いていこうと思います…!)

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けご

言葉の差が学力の差、そうですね。文字を覚えて、どんどん言葉を覚えていってほしいです。

娘は聴神経に問題があり、2歳の時人工内耳も検討し専門の病院へ通いましたが、効果は期待できないと診断され補聴器で頑張ることになりました。

ユカコさんのブログはとても励みになり、聴力が重くても幸せになれるという気持ちを胸に日々過ごしています。

娘が2歳3歳と成長するにつれ、親との関係だけではなく、友人、兄弟との関係性など悩みは尽きません。更新楽しみにしています!

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