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補聴器ってこういう不便さも…①

公開日2016/07/04最終更新日2016/07/04

■人工内耳と補聴器

補聴器ってこういう不便さも…①

ちょっと前に補聴器の違いについて書きましたが…

今日は補聴器って万能じゃないんだよー!結構地味に不便なんだよ!という話を書いていきたいと思います。


・ハウリングはちょっとの仕草でもすぐに鳴る!!

※ハウリング=補聴器と耳の穴がぴったり合っていない時に音が漏れることによって起こるピーピー音。

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はっきり言って耳に物を近づけたり、手を近づけただけでハウリングするレベルなので…

・帽子をかぶるとき(かぶっている間ずっとハウリングしていることも)

・横になったり、枕に頭を乗せるとき

・服を着るとき

・顔の表情が大きく動くとき(めっちゃ笑ったり泣いたりした時)

・スポーツをしたとき

・手を耳に近づけた時(髪の毛を耳にかけようとしたときとか)

・・・とものすごーく些細なことでハウリングしまくります。
はっきり言ってホント笑っただけでハウリングとかすると、めんどくさーーーーーーー!!って思います…。


ちなみにハウリングは補聴器の外に音が漏れている状態なので、周囲の人にも聞こえています。

結構大きめの音が”ピーピー”鳴るので、「え??何の音??」と周りの人に言われたことも何度もあります。そのあと、音源を探して…「あーーユカコの補聴器やわこれ!音なってるでーー!」って気づいて教えてもらうこともしょっちゅうあります。笑

私はハウリングに毎回気づくのか??というとそうでもありません。

もうすでに場面場面で鳴ることがわかっているので、想定しているとき(例えば帽子を被るとき)にハウリングが鳴ると、ハイハイまたハウリングね…と思って補聴器を耳に押し込むのですが、ほかのことに集中していると気が付かないことも多々あります。

私にとっての耳からの情報の位置づけがかなーり低いのと、周囲が思うほどハウリングの音も本人にとってそこまで不快な大きさの音ではないので結構鳴りっぱなしという人もいるかもしれません。


他にも・・・不便なことはいっぱいで…

補聴器はボタン電池(空気亜鉛電池)で動いています。いまどき充電式ではありません。笑

で、小さな機械で相当大きな音を出す(ハイパワーで頑張っている)ので、電池の消耗具合が半端ないんです!!!

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だいたい、1日15時間~18時間ほどつける人が多いと思うのですが、電池は1週間とか、早ければ5日くらいでなくなります!!で、補聴器は大抵両耳につけるので、1回で2個交換することになります。

で、結構高いんですね。空気電池。

いくらくらいかというと…だいたい6個入り1パックで800円程度。例えばハイペース利用で、2週間で1パック使っている場合は1年間で20000円程度。

年間の買い物だと思うと安いのですが、補聴器そのものも高い(私の場合は60万超えた…)のに、電池だけで毎年2万円か~~と思うと結構もったいなく感じます。だって、同じ2万でも飲み代の2万とはまた違うーーー!楽しさが全く持って無い2万。笑

しかも電池って、いつなくなるのか分からないので”必ず予備”を持っている必要があります。

大事な時に電池が切れないかひやひやすることもあります。


加えて、電池がかなり小さいので交換するのが大変です!

しかも寝るときは電池のスイッチをオフにしないとなのですが、それがいちいち電池の接触を外さないとだめで…正直毎日電池の取り外しをするのは超~~不便です!子供が誤飲しそう・・・。

若い人には良くても、補聴器って、小さい子や、老人性難聴の人たちには相当使いづらいのではないでしょうか。

これだけ技術が発達した世の中、もっと使い勝手のいい補聴器を開発してくれ~~と(こっそり)思っています。

他にもまだまだあります!というわけでまた明日。

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