難聴者は同音異義語が弱くなる!ここは攻略すべき!

デフサポのゆかこです。

今日はこちら。「同音異義語」です。

聞こえる人が思っているより難聴児にとっては難しい言葉です。

大人になれば漢字もわかってくるので聞こえなくても漢字さえ聞けばなんとなく意味が分かってくるのですが、子供だと苦手な子が多いかもしれません。

同音異義語って、めっちゃいろいろあるのですが、どちらかというと名詞よりも動詞のほうがわかりづらいので動詞でご紹介します。

■「さす」シリーズ

傘をさす
さす2

ポイントをさす

さす3

花瓶に花をさす

さす4

ハチにさされる(受け身)さす

 

同じ言葉なのに、こんなふうにたくさんの意味があります。


それを聞こえる子はどう判断してるのかというと、

イントネーションだったり前後の言葉で判断しているんですね。

あとはやっぱり聞こえる分語彙数が多いので、「さす」の意味のバリエーションを知っている分間違いがありません。
難聴者も確かに前後の言葉で判断しています。

ただ、難聴者の場合は前後の言葉が正確に聞き取ることができるとは限りません。

さらに、語彙数が少ない子の場合はそもそも意味を知らない可能性もあります。

つまり。。。こういったことが起こります。


【会話例】

Aさん:「こないだバラをさそうとしたら棘がささったー!なかなか抜けないし、超痛かったーー(泣)」

 

でも難聴のBさんは【バラ】のあたりが聞き取れず、なんて言ったかわかりませんでした。

そうするとまず脳内で「さす」と「痛い」の部分に当てはまりそうなものを考えます。

 

Bさんの脳内(さすもので、痛いもの・・・蜂のことかあ~!!)

Bさん「ええっ!毒とか大丈夫?!」

Aさん「え?毒?!」(なんで?バラの話なのに毒どっから出てきた?!)

 

というトンチンカンな受け答えをしてしまうことがあります。

もちろんこれは同音異義語だけに当てはまらないのですが、

同音異義語の場合は、同じ言葉で意味が異なるので、わからなかった語彙を穴埋めをする時に想定されるものが増えてしまいます。

 

たとえば「○○をさしてるね」の○○がわからなかったとき、○○に当てはまる言葉ってすごくあるんですね。

・傘
・水
・ピックを(フルーツに)
・針
・コンセント
・目薬

・・・とパッと思いつくだけでもこんな感じ。

 

※しかも大阪弁だと○○さして!は、
○○をさせてほしい(願望)
○○させておきなさい(命令)

の意味にもなるのでそれこそゲームとか、宿題とか、洗いものとかなんでも当てはまります。笑


 

想定できる○○が多くなればなるほど、話の流れであったりとか文脈をつかむ力が重要になってきます。

それも会話についていけるスピードで脳内の処理をしないといけません。

 

結果、前後の文がどこまで読み取れるかと、文章の判断力と読解力がどれだけあるかで、正しい答えを導くことができる力が異なってきます。

というわけで難聴児のお子様にはぜひ語彙力と、こういった同音異義語を意識しておしえてあげてください!!きっと最初は大変でもそれが将来の糧になります。

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