難聴者自身がお勧めする、絵本の読みきかせ方4選

難聴児の教育現場の絵本の読み方は「いやいや、これ、何言っているのか分かりにくいな〜」と思うような指導が多かったです。
よく考えれば言語聴覚士も、指導者も聞こえる人ですし、真の意味で分かっている人ってなかなかいないですよね。

というわけで!私自身がお勧めする絵本の読み聞かせ方とは・・・

難聴者自身がお勧めする絵本の読みきかせ方法


①対面に座る事、本と口は少し近づけること

視角の問題で、なるべく口をみせてあげることと、絵をみせてあげなければなりません。
お膝の上に座って〜だと見づらいので難聴児にはやめましょう。

②はっきりとした口調は大事だが、1字1字区切らないこと

普通に話していて一字一字区切ったりしませんよね?日本語は助詞や助動詞等で区切ります。なるべく句読点をつける場所を意識しながら区切ってください。ココをしっかりする事で自動的に助詞や助動詞等が身に付きます。

③一文を読んだら、間をおくこと

聞こえる子は耳から聞きながら同時に絵本の絵や文字を追っています。
難聴児はこれができないため、絵本のテンポを損なわない程度に時間をあげてください。
・読む前の間→”絵や文字を見る時間”
・文を読み上げる→”口や発音に集中する時間”
・読んだ後の間→”再度絵を見る時間”&”次の絵を見る時間”
この読み方をする事で、初めて絵本としての機能が生きてきます。

④手話は使わないで口の形を覚えさせる事

手話ベースで過ごすなら絵本に取り入れても良いと思いますが、せっかくの絵本の時間なので口の形や発音を覚えさせてあげてください。

絵本はたくさん読んであげるべきです。
ただし、”読んであげる人が結構な負担を感じる”なら、私は絵本を読ませなくても良いと思っています。

ただでさえ難聴の子がいると大変なのにさらに負担が増えるとしんどいですもん。
かわりに誰かに読んでもらったっていいんです!そんなときに上記の事をおねがいしちゃってください。

楽しめる範囲で、でもせっかく読んであげるなら、その子にとって口話を覚えたり、言葉を覚えたりできるような有意義な時間になるようにしてあげれば良いかなーと思います。

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