【イベントレポート】2020/11/07デフサポオンライン講演会の開催

今回、デフサポのイベントで頂いた感想についてもいかに記載しております!ぜひご覧ください。

デフサポオンラインイベント概要

今回は、2部制で行われました。

 8:30:Zoomオープン
9:00:【テーマ①】
難聴児が生まれて補聴器・人工内耳をしたばかりの親御さんがやるべきこと(0〜3歳児におすすめです)
10:00:【テーマ②】
当事者が小学校時代に躓いたことや、親にやってほしかったことについて
11:00:アンケート回答
11:10:終了予定


土曜日の午前中にも関わらず、約60名の方がご参加くださいました。
また、6名のインターン生が当日参加しました。

<第1部 難聴児の子育てについて>

 第1部はデフサポの代表の牧野友香子から、難聴児の子育ての実際や、工夫するとよいことをお話しいただきました。
クイズも交えながら、あっという間の50分間でした!

 学齢期に上がるまでに2/3の難聴児は言葉の遅れがあり、また、難聴児の3割は他の障がいがあるともいわれています。 

そんな子供達と一番長い時間接するのが、“親” です。  
でも、親が健聴だと、どうすればいいかわからないという場合も多いと思います。
特に、聞こえないからといって身振りで声を出さずになるべく伝えようとしてしまうことが多いそうです。

そういった親御さんに、それぞれの年齢でどのようなことを心がけるとよいか。


詳しく聞くことができ、非常に有意義な時間になったのではないでしょうか。 

<第2部 当事者による座談会>

 第2部では、当事者による座談会を実施しました。
人工内耳や補聴器を日常的に使っている女子4人が出演しました。

和気あいあいとした女子会のような雰囲気で、当事者の本音を参加者に聞いてもらいました。

 まずは、幼稚園や小学校の話。

4人ともろう学校の幼稚部には通ったことがあるものの、小学校では難聴の友人は周りにいなかったそうです。しかし、「障がいを持った友人がほしいと思ったことがあるか?」という問いには、全員がなんと同じ回答でした。 

次に、補聴器や人工内耳についての話。

女子特有でもあるかもしれませんが、「補聴器や人工内耳が見えると嫌だった時期があった」というのは全員共通でした。

周りはそこまで気にしていなくても、年頃だと気になってしまうのかもしれません。

学校生活においても様々な「難聴あるある」が出ました。

その中でも全員が「わかる!」となったのが、防災訓練でのこと。予告がない防災訓練だと、校内放送に気がつかなくて、逃げ遅れてしまったこともあるそうです。命に関わることなので、とても怖いなぁと思います。 

後半は習い事の話に。

書道・体操・公文・バドミントンなど・・・小さい頃にやっていた習い事のバリエーションは様々でした。 

逆に、やっておきたかった習い事で多く挙がったのも共通していました…!✨聞こえないと言語系の習い事は避けてしまうかもしれませんが、小さい頃にふれておきたかったという声がありました。 

聞こえないからといって選択肢を狭めるのではなく、様々なことに取り組んでみることが、将来につながりそうでした。

参加者からの声をご紹介します

終了後には参加者にアンケートを実施しました。

満足度は99%!

かなりいろいろご記載いただいたので、一部抜粋してみました。

“冒頭での牧野さんからのセッションは育児に対するヒントがとても多かったです。”

”今まで知らなかったことも学べ、また親が出来る具体的なアドバイスや工夫も教えて頂けて、とても勉強になりました。”

 

“「少しのハプニングを起こして会話を広げる方法」は自分も楽しんで出来そうなので、ぜひ挑戦してみたいと思います!”

”補聴を開始したばかりなので、これから補聴を開始してからするべきこと、工夫することが分かって良かった。 人工内耳も検討しているのでマッピングの頻度等、知りたい情報が一度に聞けて良かった。手元に資料が欲しい位、充実した内容でした。 講演開始前に音声テストなどがあるともっと良いと思います。”

 

“長女が難聴で周りに私も含め健聴者しか居ないため、当事者の方から生の声を聞けたのがよかったです。”

 

“障害について早めに知りたい気持ちがあったと皆さんおっしゃっていたので、自分を理解するという意味でも小学校に上がる頃話してみようかなと思いました。”

 

”0才から参加して子供がもう4才ですが、前半もふむふむと聞いてしまいました。人工内耳にしたばかりなので、雑音をひとつひとつ教えるのはぜひやりたいです。 デフサポが社会人までサポート対象にしているのはとーっても心強いです。”

 また、今回は当事者が女性のみだったので、男性の声を聞きたいというコメントや、専門家からの話を聞きたいなどのお声がありました。そして今後取り上げてほしいテーマもかなりしっかり色んな事をご記載いただきました!✨

24テーマのオンライン講座を開催します!

頂いた意見をもとに、今後デフサポではオンライン講座をやることに決定しました!

■専門家からの説明
(医師、言語聴覚士、補聴器、人工内耳メーカー)
■当事者の座談会

(中等度難聴、重度、男性、女性、補聴器、人工内耳など…)

 

の配信を、全12回、24テーマに分けて実施していきます!

詳細が決まりましたら告知しますので、ぜひお申し込みください♪

 インターン生の感想

最後に、参加したインターン生の声です。 

・手話サークルで同世代(大学生)の難聴の子と関わることはありましたが、難聴児の子育てについては知る機会がなかったので、とても勉強になりました。

・できないからと先回りして助けるのではなく、あえて課題を与えて、そこから耳を鍛えたり、社会性を身につけていったりするということが印象に残りました。

・人工内耳やその他機器については知らないことが多かったので、勉強していこうと思います。“

 ・今回お話いただいた当事者の方々は、とても輝いていました。苦労もたくさんあるけど、それを受け入れて前向きに生きていると、私の眼には映ったのです。インターンしていても、皆さんの優しさをいつも感じます。私も、今回お話いただいた皆さまのように強かに生きていきたいと思わされました。

・私は将来、特別支援学校の先生になることを考えています。子育てについてのお話や、当事者の皆さまのお話が大変参考になりました。

※現地で手伝ってくれたインターン生です!オンラインでも手伝ってくれたメンバーもありがとう!(ユカコ)

最後にデフサポ 牧野友香子よりお礼

ご参加くださった皆様ありがとうございました!初めての試みゆえに、参加できなかったり音響トラブルなどはありましたが、かなり多くの方にご参加いただき、有意義な会になったのではないかと思います。

今後、このトライアルイベントでいただいた声を元に、音響や情報保障など、よりよい形にして全12回の専門家×当事者を融合させたイベントをじっししていきますので、ぜひ興味のある方はお申し込みください^^♪

これからも引き続きデフサポをよろしくお願いいたします!

記載:インターン 田中、横山
文責:デフサポ代表 牧野友香子

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