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【2021年実績報告】古巣のソニーで講演してきました!

公開日2021/10/27最終更新日2021/10/27

実績報告

【2021年実績報告】古巣のソニーで講演してきました!

ソニーでの講演をしてきました!

今回の企画をしてくれた方々

8月25日、古巣のソニーで「デフサポとこれからの技術」について講演&トークセッションをしてきました!他の企業さん(Googleさま、Panasonicさま、富士通さま など)には講演によんでもらえたのに、まさかの古巣が全然呼んでくれないんだけど!!笑 とブーブー言っていた私をみかねてか・・・?

今回、とうとう私のことを呼んでくださいました!この企画をしてくださったメンバーは、元々SVP(Social Venture Partners東京)でお世話になっている浅山さん、戸田さん、そしてソニー手話サークルメイプルの、塚本さん。ちなみに!手話通訳も、文字も全てが入るというめちゃくちゃバリアフリーな講演でした。

実際の講演スタート!

めちゃくちゃ機械だらけで、こういうのがあるのもさすが、ソニーならではだなあと感心しかない。笑

はいっ!オンラインでの講演が早速始まりました〜!司会進行の久保田さんがすごい上手で、私は最後によろしくおねがいしま〜す!というだけ。笑!

バリアフリーな講演のカタチ

個人的にすごい、いいなと思った講演の形。

そして!その後に私の講演動画が流れるのですが、超大作すぎて・・・!✨
左上にスライド、左下にUDトーク、右下に手話通訳の方、右上に私という配置で、画面はぎゅっとしていますが、手話も字幕もを叶えてくれたすごい情報保障の面で、”バリアフリー”な講演になったと思います。

事前収録とリアルタイムのハイブリッド形式

リアルタイムでの文字通訳はこんな感じでみんなが外でイヤホンで聴きながら、字幕を打ってくれてました。デフサポのスタッフは、元ソニーのメンバーです!なので久しぶりに、昔働いていた古巣に集まってもらって、みんなで文字起こしなどやってもらいました〜!♪

ちなみに同期もきてくれて本当同窓会みたいで楽しかった〜〜!!

情報保障についての感想

  • 手話もあり、1つの講演をチームで作り上げている印象を受けました。
  • リアルタイムでの難しさもあったと思います
  • 画面の中の情報保障(字幕、資料、手話、話者の音声)の方法について驚きました。どのようにされていたのかを知りたいです。
  • 手話も字幕も工夫されていた。レイアウトも
  • 字幕の精度が高くて感動しました。
  • 手話は良かったんだと思いますが、UDトークは2行くらいしか見えなかったので、字幕として読み取って内容を理解するのは難しいのではないかと感じた。ただ表示サイズを大きくすると視聴画面を覆ってしまう事になるので、難しいのだろうとは思います。UDトークが白背景ではなく、文字のみで画像との重ね表示が出来れば、多少は改善できそうな気もしますが、仕様上難しいのでしょうか。
  • 家族(ろう)といっしょに見てました。手話通訳があってありがたかったです。それと、通訳者が映っている位置が、しゃべっている人を同時に見て、映像上、とても見やすいところに配置されていたと感じました。

講演前半:デフサポについてと、聴覚障害児の置かれている環境についての講演

前半の講演では、難聴児の出生率やなんで言葉の獲得が難しいのか?といった話をさせていただきました。初めて聞く話も多かったようで本当いろんな感想をいただけて嬉しかったです!

前半の感想

ちなみにいただいた感想はこんな感じ。(読みながらニヤニヤしちゃう)

  • やはり、知らなかったこと、理解できていなかったことを教えられ、苦労・努力されていることを知れた。今後、難聴者との接し方が理解でき、気持ちがすっきりした。
  • 牧野さんのチャレンジ精神、実行力に感服しました。
  • 牧野さんの頑張りやたくさんの思いが伝わってきて感動しました。
  • 牧野さんの事は、以前からYouTubeで存じ上げていました。ソニー時代のお話なども聞け、またどのようなコンテンツをサービスとしてご提供されているか知れて良かったです。
  • 飾らない言葉に新たな気づきや発見がありました。・全体像を把握することができた
  • 深刻な感じの話になるのかと思いきや、牧野さんのとても明るく元気な感じで、そんな思いは良い意味で裏切られました。牧野さん素敵です!
  • 読唇では読む取りやすい速度が人によって違う。など知らない事も多く、思い込みをしている事があることを学んだ。
  • 聴覚障碍者を理解してほしいという説明がわかりやすく、説得力がある。参考になりました。

講演後半:トークセッション

後半のパネルディスカッションでの、トークセッションは技術の話だったり、聞こえなくてどうこまるか?とかそう言った内容や、聞こえない人向けに商品化して欲しいものはなんなのか?といった内容から、皆さんそれぞれの職場の話だったり考えもあってすごく面白かったです〜^^

議論白熱してて結構楽しい感じ。この写真個人的にお気に入りなんですが、河野さんの開発の話など面白いことが盛り沢山でした。

いただいた感想はこんな感じ!

  • 牧野さんが、単なる「人助け」だけでなく、きちんと経済的に生業として継続できることを念頭に置きながら話を聞いていた点
  • 質問に対し、友香子さんの回答の際に言葉添えをいただいていた「聞こえないから違いが分からないので困っていない。これが自分にとっては日常なので」とおっしゃっていた点、この一言が響きました。無意識の中での自分の思い込みを、気を付ける必要がある点を学ぶことができました
  • 難聴者向けの商品を作るのではなく、今あるものに機能追加が出来れば、家族みんなで使うことが出来る・・・という点がなるほどと思いました。
  • ディスカッションの内容を聞いて、自分でも色々な事を考えるいい機会になりました。
  • 内容が私たちの生活や業務に関係して参考になった、改めて考えさせられる機会になった
  • BGMが流れていたら、虫の声が聴こえたらどんな情緒を感じれるだろうと健常者が想像する障害を抱えてらっしゃる方の想いと、障害を抱えてらっしゃる方(先天性場合)は虫の音がある事を知らないから、聴こえない事に関する感情を抱かないというお話は、結構衝撃でした。相手の視点に立って物事を考えていても、そこはやっぱり100ではないのだという事を学びました。ユニバーサルデザイン等やはり障害を抱えてらっしゃる方の意見がとても大切なのだと思いました。

そして、、、コロナ禍の中、2年ぶりにデフサポスタッフ集合!

ちなみに余談なのですが・・・当日、今、デフサポでスタッフとしてもーーーいなかったら成り立たない!!!!っていうくらい、めちゃめちゃ働いてもらっていて、超尊敬している、ソニー時代の先輩方(松井さん、細谷さん)にもきてもらいました!本当コロナになってから会えていないので2年ぶりに自分の会社のスタッフとも会うという!(私の右と左の女性が弊社スタッフです!)

久しぶりに同窓会のような、楽しい1日でした。やっぱりソニーで働いてた自分も好きだったし、古巣を好きっていえるのは、ソニーで働いている人たちが大好きだからだなあって改めて痛感しています。同期のユリカちゃんもきてくれたし!

あさやんこと、浅山さんと

あさやんと、戸田さん。(どちらもSVP)

最後に

みなさん!私の夢を叶えていただき!楽しいお時間を本当にありがとうございました〜!!!!💌

※尚、アンケート結果や本写真に関しては、イベント運営の皆様よりいただきました!掲載させていただき、ありがとうございます。

※写真の時に限ってマスクを外していますが、講演中はクリアパネルや透明マスク・マスクなどで感染対策をしっかり行なっております。

文責:デフサポ 牧野友香子

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