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【難聴あるある】育児編⑦

公開日2016/12/05最終更新日2016/12/05

難聴あるある

【難聴あるある】育児編⑦

本日の難聴あるある!はこちら。

引き続き育児というよりも病院編です!内診台についてのお話し。
(いっそ、病院編にカテゴリー変えたほうがいいのかしら??)


これはもしかしたら経験したことのある女性にしか表現が伝わらないかもしれません。(私の表現力が足りない。。。)

産婦人科では内診台っていうのがありまして・・・さっくりいうと、おなかのあたりでカーテンが閉まってて、その先で医者が下半身を診察してくれる感じです。

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産婦人科に行くと大抵避けては通れない診察なのですが、このカーテンが曲者!!です。

カーテンを閉められていると口が見えないので何を言っているのか全然分からないんです!

かといってカーテンを開けて話すのも抵抗がある人がほとんどだと思います。
(みんな抵抗があるからこそ、わざわざカーテンをつけているわけですもんね!)


私の場合、(1人目の)妊娠判明後に初めて内診台に座りました。

内診台が初めてということもあり、(お股を見せながら)「カーテンを開けて」医師と会話する…というのは抵抗があったので、

「口を見ないとわからないので、カーテンの先では会話せずに後で診察室でお話しいただけますか?」とお願いしていました。
もちろん、あとからちゃんと説明してくださいました。

 


その後、総合病院に移ったときは、(イケメン)主治医から先に「カーテン開けてはなしましょか~??」と提案してくれたこともあってカーテンを初回から開けてもらっていました。

このころには内診に慣れてきていたのと、

産婦人科の医師は何百人って見てるんだから恥ずかしがる必要はないなーと割り切れたのもあって、

カーテンを開けて会話することに抵抗がなく、このころには逆に「カーテン開けてください!」とお願いすることができるようになっていました。

カーテンを開けるようになってから知ったことなのですが、カーテンの先でその場その場で話してくることって結構あるんですね。

例えば「いまからエコー入れますね~」とか、「ちょっとちくっとしますよ~」とか「あーこれは〇〇で~~」とか・・・。

※気を使ってカーテンは開けないほうがいいよね?どうしたらいい?と聞いてくれる先生もいました。また、女医さんの場合はお互いに抵抗がないからなのか、結構向こうから「開けるね~!」と開けてくることが多かったです。


そうそう。内診を受けたときに思ったのですが

妊娠出産に関係なく、内診台に座る機会はたくさんあります。

例えば高校生、大学生くらいの若い子が初めての内診台で”カーテンを開けて~”ってお願いできるのでしょうか…?

どう考えても、恥ずかしさが先立つ子のほうが多いと思います。

もちろん、診察のほうが大事なのもわかっているのですが…。なかなかそうはいかないことも多々あるので、

医療従事者や、難聴者のご両親には、精神面に配慮した選択肢も提示してあげてほしいな~と感じています。

そして、難聴である当事者のみなさまには私みたいに、カーテン開けて!って言う以外にも、こういう風にお願いする方法もあるんだよ~と知ってほしいので今回は赤裸々に書いてみました。笑


例えば、診断以外のこと(指示とか)であれば看護師さんに患者の横(カーテンの先ではなく、カーテンの内側)に立って筆談をしたり、通訳してもらえるようにお願いしてみてもいいかもしれません。

もしくは、最初に流れを説明してもらって、カーテンを閉めて診察、その後Drの診断は診察室で話してもらう方法もあります。

他にも、指示を紙に書いてもらってそれをカーテンを閉めたまま差し出してもらうとか。

”恥ずかしい思いをするから病院(産婦人科)にはいかない!”ではなく、

”恥ずかしさを少しでも軽減できるようなお願いの仕方”を知ってほしいとおもいます!

言い方ひとつで本当いろいろ変わることってあると思うんですよね~。

2人目のときは最初っからさくっとカーテンを開けてもらっていましたが、それでも多少恥ずかしさはあったのでやっぱりこういった部分で”耳が聞こえない”って大変なこともあるな~~と改めて思いだしたので書いてみました!^^

うーん、子供を産むとなんだか羞恥心が薄れてきている気がする。。。それとも私の性格の問題か…w

次回も難聴あるある!です~しばらく続きますがよろしくお願いします♪

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