【難聴あるある!】其の十一
公開日2016/07/20最終更新日2017/03/28
難聴あるある
さて、本日は久しぶりに難聴あるある!編の続き。
我が家のマンションのインターホンにはカメラが付いており、インターホンが鳴るとカメラ越しに鳴らした相手が見える感じです。
だいたい我が家に来るのはクロネコヤマトだったり、佐川急便だったり、はたまたネットスーパーだったり、宅配業者がほとんどです。
なのでついつい
♪ピンポーン
(画面をチラ見)
私「はーい、開けますね~~」
とさくっと開けてしまうのですが、実際8割ほどは宅配なので問題ありません。
ただ・・・残り2割はなにかというと・・・
マンション関係(管理人さん、工事関係の人)、セールス等になります。
例えば、画面を見て、あ、制服着てない・・・というかスーツだ・・・だれやろ?!ってなったときはすごく困るんですね。
しかもインターホンを取っちゃった手前、居留守もガチャぎりもできない・・・笑
主人が家にいれば主人に変わってもらうのですが、私1人しかいない時はとりあえずロック解除→上まで上がってもらうことになります。(結構不用心ですけどね~?)
そうして初めて、対面で会って話を聞いて、あーーーーーーセールスだったのかーーーーー!!!めんどくさ!!!!あけなかったらよかった~~><
となるわけです。それ以外だとマンションの消防点検だったり、高圧洗浄だったりなので、開けない方がよかった!!というケースはあんまりありません。一番嫌なのがセールス!笑
生協とかのセールスが面倒で面倒で・・・!オートロックを開けて上にあげたもののサクッと興味ないのでお帰りください。と断るのですが向こうもせっかく開けてくれたのですっごいねばるんですね~~~。結構面倒です。笑
※ふつうはオートロックなので聞こえる人の場合は、その場で断ってしまえばいいのですが、私の場合、画面越しだと下を向いて話していたり、タイムラグがあったりで、口が読み取れないため、なんて言っているかが分からないんです~~。
なので、一旦オートロックを開けて、玄関まで来てもらって、直接口を見て対面で話さないと相手が何を言っているのかどうしてもわかりづらいんですね?
(本当は宅配業者の方もインターホン越しに何を言っているかはわからないのですが、大抵制服を着て荷物を持っていることがほとんどなので何を言っているのか分からなくても、サクッとあけてしまいます。笑)
聞こえないと、マンションのインターホンも微妙に困ることがあるよ~というお話でした。
その逆で(小さい頃は特にですが、)友達の家に遊びに行ってインターホンを押すのも苦手でした。
なんでかというと向こうから「はーい!今から行くね~」とか、「鍵開けたから入って~」とかもしくは不在で無言でも、私には相手がなんて言っているのかわからない・・・!んですね。
今はケータイがあるのでインターホン鳴らす前に連絡してます。便利な世の中だわ~~♡笑
そしてお次は・・・
声色のお話。
例えば顔は笑顔でも、声がちょっとイラッとしてる感じだと、あれ?なんか機嫌悪い??とか。逆にテンションが高い声だったりすると、お?今日は機嫌いいね~~いいことあったの?みたいな感じになると思います。
人って、顔の雰囲気や表情だけでなく、声色も含めて自然と色々な感情だったりを判断していると思うんです。
しかし!!難聴者の場合はその声色が聞こえないわけです。
例えば友達や、上司が怒っていて、声は明らかにイラッとしている状態でも、顔が笑顔だったりすると「あ、怒ってないんだ~!」と判断してしまうことになります。
聞こえない人はこういうところにも地味にハードルがあったりするんだな~と改めて思いました。
(だからこそ聞こえないと、顔の微妙な表情を読み取るのがうまくなったりもしますw)
また、それとは逆に自分の声色もわからないので、
例えば、イライラしているけど、そんなに態度に出しているつもりが無くても主人から「機嫌悪いの~?」と聞かれたりすることもあります。
主人は声の調子とかでわかる・・・!と言っていたので、
声色にも気をつけなきゃな~~と思いつつ、え、声色?!ユカコ聞こえないよううううう!
・・・って!どうやって気を付ければいいの!?と思っている私です。笑
意外なところで意外な盲点・・・!でした。これも聞こえる人と暮らしているからこそ気づいたことです。私の場合、学生時代から今までずっと「聞こえる人」と過ごしてきているからこそ、こういう地味~な難聴あるある!がすごく多いような気がします。
次回も難聴あるある!シリーズを書こうと思います~。