【母の絵日記】2歳8ヶ月〜水にまつわる絵日記
公開日2016/02/26最終更新日2016/09/12
絵日記
先日水の擬音語を紹介しました!(【難聴とことば】水の擬音語)
そしてそれにまつわる母の絵日記があったのでご紹介します!
2歳8ヶ月の絵日記です。3歳手前なので、結構簡単な内容の絵日記です!
□絵日記の内容
あめがふっていました
かさをさしてかっぱをきてぶーつをはいて○○○へいきました。
※○○○は消しました。
・雨が降った時にしか使わない単語をあえて入れている
→傘・カッパ・ブーツ
(他にもレインコートや長靴何どいろいろな言い方も教えて貰いました。)
・毎日の些細なイベントを盛り込んでいる。
→毎日ディズニーランドにいくわけじゃない!大イベントではなく、日常でつかう言葉こそ知っておいてほしい言葉が多い。
□絵日記の内容
おかあさんのかさにゆかちゃんのかさをぶらさげました。
・ぶらさげるという単語を使う。
→普段使いそうで使わない単語だったり、こういうことばこそあえて難聴児には教えていくべきだと思います。
よく使うパターンだと、「つける」「かける」等、何にでも言い回しがきくような言葉を使いがちですが、そうではなく、滅多に使わなくても聞こえる人は当たり前に知っているような言葉こそどんどん入れてあげてください。
我が母のすごいところはこういったところを絵日記にする着眼点!!面白いな〜!と思います。
普通だったら、雨が降っているから傘をさした…とか、雨が冷たかった!とかで終わりそうなのに!そうきたか〜と笑ってしまいました。
こちらは2歳11ヶ月の絵日記。
□絵日記の内容
おじいちゃんとプールへいったよ
”ばしゃばしゃ”
これはもう皆様にはお分かりかもしれませんが
・”ばしゃばしゃ”という水の擬音語を使う
実際に自分が体験した事だと、「へえー、このときってばしゃばしゃっていってるんだなあ…」とすんなり覚えやすい事が多いんですね。
水の中で足を蹴ったらばしゃばしゃって音がするんだ〜という認識がこういった絵日記や、絵本等で根付きました。
□絵日記の内容
”ぶくぶく”
みずのなかにしずんだよ
・”ぶくぶく”という擬音語を使っている
あまり日常生活ではぶくぶくって使わないので、なかなか概念がわきにくい擬音語ですが、実際に体験するとばっちりです!
・沈んだ
沈むも滅多に使わない言葉かも知れません。
2歳11ヶ月で”沈んだ”って、聞こえる子でも知っている子は少ないんじゃないでしょうか・・・?笑
お子さんがどんな言葉を知らないか、それを知っているのは一番身近にいるご両親です!
一番大切なのは子供の生活一つを切り取る絵日記で何を書くかです。この一手間が子供の語彙力につながります!
毎日の事で面倒くさいとは思いますが、こういった言葉、うちの子は知らないだろうな〜とか、こんな言葉教えたい!とか、そういった部分をうまく切り取って是非絵日記にしてみてください!