絵が苦手…それでも絵日記は効果抜群!まずは書いてみよう!絵日記③
公開日2017/04/26最終更新日2017/04/26
絵日記
デフサポのユカコです♪
絵日記シリーズ①背景
絵日記シリーズ②効果
絵日記シリーズ③書き方→今回
絵日記が苦手…
絵を描けない・・・
よく聞くお話です。
まず最初に、一言
①うまい絵を描く必要は全くありません!
極端に言っちゃえば人物は棒人間でもOKです!
眼鏡をかけていたらパパ、横に髪の毛があったらママ、二つ結びをしていたら妹…みたいな感じで!^^
こんな感じに書ければもうそれだけで絵日記OK!準備万端です。
だーって、絵日記の絵、誰が見るの?って家族だけです!(聾学校とかで見られるケースもありますが)
で、この絵日記の目的は…?
うまい絵をかくことではありません!!子供が楽しくことばを覚えたり、いろいろな表現ができるようになったらいいな~!というのが目的なはず!
というわけで、絵がうまくないからやらない…できないのではなく、棒人間でもいいので書いてみましょう!書いていくうちにだんだーーんわかってきます。
②できるだけ子供を入れて書く
ハッキリ言って、子供を入れない方が絵日記は書きやすいです。例えばいちご狩りに行った時に、人物をかかずにいちごだけを書く方がいらっしゃいます。大人はこれで充分伝わりますし、人物がいないと絵日記は簡単なので、書きやすさもあるのですが・・・・
下の絵のようにお子様の絵をかいてあげるだけですごく興味津々に見てくれる絵日記になります!
なのでちょっと面倒でも、丸書いて、目鼻口をかいて、髪の毛を入れるだけでもいいのでできるだけお子様を絵日記に登場させてください!
③人物を固定化してしまうと楽!
絵が苦手。。。という人はまずは人物を固定化してみましょう。
たいていいつも出てくるのは家族だと思います。
というわけで今回は左から二番目の子が難聴のお子様。
パパは眼鏡に、ひげに、頭がつるつるで~
ママは、髪の毛を片方で結んでいて~
難聴の女の子は髪の毛が肩くらいまでで~
そして赤ちゃんがいる家族
というイメージです。
もちろん、ママの髪型や子供の髪型が違う日もあるでしょう。
余裕があってかけるときはちゃんと髪型まで変えてきれいに書くのもおススメですが、
服の色や髪型等を固定化してしまって、ママと言えばこれ!みたいにしてしまうと書く方は、楽です。
④一番インパクトに残った出来事を絵日記にする!
お出かけした日はいろいろと絵日記に悩むかもしれません。そういったときは必ず一番教えたい!言葉にしたい!と思う絵日記を書いてあげてください。ただ、週末の場合は3つも4つも書きたいことがある!!という場合、
ぜーんぶ書いてOKです!!!!!!!
絵日記は制限がないから絵日記なんです。何ページ書いてもOKです。
ただ、書きすぎて翌日もう嫌だ。。。とならないように!笑
ほどほどくらいでストップしてくださいね^^;;
⑤毎日同じことのの繰り返しで書くことがない…ときはこんな事を書こう!
絵日記を書いていると、毎日同じことやってるし、書くことがない~!週末はあるけど平日は何も書けない!というお声をしょっちゅう耳にします。
「保育園に行って、帰ってきたらとにかくご飯食べて、歯磨きして、お風呂入って、本読んで、寝るだけで精いっぱい!」とかね。
うんうん。わかりますよーーー我が家もそうです!
でも絵日記のネタがないわけではありません!
極端に言えば、
「歯ブラシを新しいのに変えた」
「お湯を沸かしてお茶を作った」
「今日の晩御飯はすきやきで、卵を割った」
「シャンプーで顔を洗ったら目に入って沁みた」
「咳が出るからオレンジ色のお薬を飲んだ」
こんな風なことも絵日記の題材になるんです!!
目に入って「沁みる」とかあまり使わないですし、こういう時にしかなかなか入れられないことばですよね。
お湯を「沸かす」とかもこの言葉を使うおうちは結構使いますが、使わないおうちは全然つかいません。
絵日記のネタは身近に目を向けてみると本当にいろいろあります。
週末や何かのイベントだけではなく、日常こそ教えたい言葉がたくさんあったりします!
なのでなるべくお出かけした時と、日常とメリハリをつけて絵日記の題材にしてみてください!
⑥絵日記を書いてるのはだーれ?
高確率で「ママ」が描いていないでしょうか・・・?
意外とパパ目線の絵日記も面白いですよ!!ママだけが描く事が多いから大変なんです。
「仕事が忙しくて~帰ってくるのが遅いから~~」そんなのは言い訳です!笑
休みの日だってあるはず。帰ってくるのが遅いなら、絵日記だけ書いて朝子供が見れるように置いてみるのも手です。
「絵心ないから~・・・」そんなの、絵心ないママもたくさんいます!笑
そして。パパが描いてくれた絵。ド下手でも楽しい覚えとかありませんか?
私の場合母は割と絵が上手でしたが、父は全然!!!絵心ナシでした。皆無と言っていいくらい。
でもそれはそれで笑いになるし、インパクトがあって覚えてるもんなんですよね~。「あははーなにこれ!猫?!え、犬?えーなにこれ~~!」というやり取りも一つのコミュニケーションでした。
絵の上手なパパもいるかもしれませんし、パパはママと目の付け所が違っていたりするので面白いことが多いです。
そういう意味ではぜひパパも書いてください。仕事が忙しくて子供と触れ合える時間がゼロだったら、なおさら絵日記をかいてあげてください。
最悪子供が登場しなくてもパパが登場すればOKです!
例
「満員電車で帰ってきたから疲れた~!」
→「満員電車」という言葉を教えることができる!
「パパは、今日は0時に帰ってきました」
→時間を教える絵日記になる!
⑦なによりも、楽しくコミュニケーションを取りながら書いてください!
子供は敏感なので、「勉強」とか「やらされる感」があるだけで拒否反応を起こしてしまうことがよくあります。
本を読みなさい!!と言われると読まないのと一緒です!笑
本来、絵日記は楽しいもののはず。ひとえに「やらされる感」が出てしまうのはことばを教える=絵日記という感じで親が”やらされるから”ではないでしょうか。
そうではなく、
「家族みんなのコミュニケーションの場」として絵日記を活用してもらえたらな~と思います。
それこそ、大きめの画用紙にみんなで書いたっていいんです!
お子様がぐちゃーって塗りつぶしたりしてもOK!
(とはいえ、ことばは教えたいので見えなくなるくらいまで落書きされちゃうようだったら…
ご両親が描くページ、お子様が描くページという風に分けるか、絵日記を2つ作るのもありです!
楽しみながらやることが一番ことばを覚えます!!(^^)v
一緒に頑張りましょう~~♪我が家も絵日記やってるので、いつか公開したいなあ~~♪